投資開始からの期間
2001年7月から数えて224ヶ月目(18年8ヶ月目)。
資産動向考察
2020年2月末の円ベース資産は以下の通り。
2020年2月末は1月末に比べて140,472,106-123,990,566=約1,650万円の減少。
これは金額ベースでは2018年12月の15,396,172円の減少より酷く、ひと月での過去最悪の減少額となってしまった。
ただし、割合でいうと2018年12月が前月比マイナス13.1%だったのに対し、2020年2月はマイナス11.7%に留まっている。ちなみに2001年7月から米国株投資を開始して以来、前月比マイナス10%以上を経験したのは、
【前月比マイナス月】
2001年8月:-60.6%(投資を始めた翌月で、購入した株が破産寸前(翌月破産法適用)となったため)
2002年12月:-11.1%
2004年3月:-11.1%
2008年1月:-14.1%
2008年9月:-11.9%(リーマン・ブラザーズ破綻の月)
2008年10月:-15.6%(1ドル=100円割れ)
2008年11月:-15.2%
2009年1月:-10.2%
2010年5月:-12.5%
2011年8月:-10.8%(米国債ショック)
2011年11月:-15.2%
2012年5月:-14.7%
2016年1月:-13.3%
2018年12月:-13.1%
2020年2月:-11.7%
と2020年2月で15回目の事になる。
各ケースでは所有している銘柄の割合がも違うので単純な比較はできないが、数年に1回は10%以上の下落を経験してきたことになる。結構経験しているものだ、というのが正直な感想。2020年2月の場合問題なのは、これが3月以降も続く可能性があるという点だろうか。ちなみに10%以上の前月比マイナスが続いたのは、2008年9月~11月に3ヶ月連続したケースのみ。
2月にあった主な出来事
- 新型コロナウイルス関連諸々
もうこの一言でまとめてしまうことにする。特異なケースであるし、状況が日ごとに変わっていき、落ち着きどころがまだ分からない。そしてこれを振り返ってもあまり自分の投資には役に立たない気がする。こういう状況の考え方については別途整理している。
以下はダウ工業平均の2020年2月のチャート。
2020年2月下旬の下落が顕著。それまでは実は自分の資産は前月比プラスであったのだが…。
自分の2020年1月末と2020年2月末のポートフォリオは以下の通り。
【2020年1月31日】
【2020年2月28日】
当然のごとく全銘柄下落、と思ったらケマーズ(CC)だけ1月末より微増している。とはいえ、元々取得価額比がマイナス60%を超えている放置銘柄なので大勢には全く影響がない。
他には2019年12月に追加購入したばかりのアルトリア・グループ(MO)が取得価額比マイナスに転落したのが目に付くところ。
その他個別株については別途どれぐらい下がったかを整理してみることにしよう。気が滅入る分析だけれども…。
為替
先月終値:2020年1月31日1ドル=108.39円
今月終値:2020年2月28日1ドル=108.08円
1ドルあたり0.31円、割合で言うと0.29%のドル安。終値ベースで見ると先月末からほぼ変わらずなのだが、2月中には一時終値ベースで111円台になった日もある。新型コロナウイルスに振り回されて上下動の激しい為替相場だった。
まとめ
累計投資:78,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:123,340,006円
外貨MMF:36,500円
USドル:564,374円
日本円:49,686円
資産:123,990,566円
累計損益(累計投資と資産より):45,990,566円/59.0%
数値を見ると約1,650万円の減少で、先月の累計損益が80.1%だったので、見かけ上の利益の20%が吹っ飛んだことになる。
とはいえ、まだ1億2000万円台であり、2018年12月の様に1億円を切るには多少の余裕はある、はずなのだがここ最近の下落の激しさを考えると3月の1億円割れも想定していた方がいいのかもしれない。
この状況をどう考えればよいか、という点については既に別に書いた通り。
上で過去の前月比マイナス10%以上のデータを確認してみたが、自分が思ったよりも頻繁に起こっていた。多分その時々ですごく不安な気持ちだったのではないかと思う。ただ、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざ通り、結構忘れているのものだ(2018年10月、12月はブログを書き始めてからなのでしっかり覚えているが)。
ちなみに、あれほど不安に思った2018年10月は前月比-9.9%とギリギリ-10%には該当していない。そう考えると今月の下落もそのうちに「あんなこともあったなあ」と思える時が来るのだろう。ただし、現時点ではそれがいつなのかが分からないというのが不安の種ではある。過去に経験してきたことでもあるし、過度に気にせずに今まで通りの投資を続けるのがいいだろう(と思うしかない)。