投資開始からの期間
2001年7月から数えて18ヶ月目(1年6ヶ月目)。
入金/米国株購入
2002年最後の月の入金と米国株の購入はどうだったのか。ボーナス月ということもありいつもより多めに入金したのだろうか。
ここ最近と変わらず12月も200,000円の入金。残ったボーナスは預貯金に回していた様子。
そして購入した銘柄なのだが、
先月に違う行動をしたのも束の間、またSUNW(サン・マイクロシステムズ)を購入している。株価が低迷していてもこれだけ頻繁に買い足していたという事実からすると、当時はSUNWが割安だと感じる余程の思い入れがあったのだろうか。
今回の購入は1,621.50ドルで500株の購入だったので、取得価額は@3.243ドル。2002年9月、10月の取得時単価が2ドル台だったことを考えると、上昇の兆しが見られたからSUNWを再び買い足したのかもしれない。先月までの平均取得価額(@4.656ドル)からするとマイナス31.7%で前回購入時のマイナス39%からはそれなりに改善している。手数料の割合は今回も1.9%とギリギリ2%を切る程度。
2002年は月次に近い購入をしていたが、手数料の割合と購入頻度のバランスをもう少し考えていてもよかったような気もする。3か月分まとめて60万円、為替レートを120円としてみると割合で0.6%程度になり、手数料金額で6,500円程度をカバーできたことになる。ただ難しいのは、購入回数が増えたことで値ごろ感のある株を適切なタイミングで取得できていた可能性もある、という点。当然、逆に高値でつかんでしまった可能性もあるが。購入金額/手数料/購入タイミングのバランスは考えると今でも難題だな。
それはさておきSUNWの購買データをUpdateすると以下のようになる:
2001年12月:購入額1,607ドル、130株、購入単価@12.36ドル
2002年3月:購入額1,205.40ドル、140株、購入単価@8.61ドル
2002年5月:購入額1,786.40ドル、260株、購入単価@6.87ドル
2002年8月:購入額1,715.50ドル、400株、購入単価@4.28ドル
2002年9月:購入額1,615.50ドル、550株、購入単価@2.937ドル
2002年10月:購入額1,616.10ドル、570株、購入単価@2.835ドル
2002年12月:購入額1,621.50ドル、500株、購入単価@3.243ドル
従ってこの時点での平均取得単価は@4.38ドル。今月の購入時単価@3.18ドルからの損益はマイナス27.4%とマイナスが30%を割ってくれるまでになった。購入前にこうなることをを計算してSUNWを買い足した可能性もある。その後月末へかけてさらに下がってしまったのだが。
ポートフォリオ
AOL(AOLタイム・ワーナー) 290株 @15.627 月末単価@13.1。取得価額比 -16.1%
BMY(ブリストル・マイヤーズ スクイブ) 130株 @30.334 月末単価@23.15。
取得価額比 -23.7%
C(シティグループ) 30株 @47.05 月末単価@35.19。取得価額比 -25.2%
CSCO(シスコ・システムズ) 90株 @16.33 月末単価@13.10。取得価額比 -19.8%
GE(ゼネラル・エレクトリック) 100株 @32.825 月末単価@24.35。取得価額比 -25.8%
JPM(JPモルガン・チェース) 50株 @30.52 月末単価@24.00。取得価額比 -21.4%
PM(フィリップ・モリス) 30株 @52.87 月末単価@40.53。取得価額比 -23.3%
SUNW(サン・マイクロシステムズ) 2,550株 @4.38 月末単価@3.11。
取得価額比 -29%
保有銘柄はボロボロだったようだ。なまじ先月大きく改善していただけに、当時の自分は精神的にかなりのショックを受けたのではないかと思う。再び保有銘柄全てがマイナスになってしまった。
配当
2002年12月:C(シティグループ) 30株 449円(税引後)
為替
先月終値:2002年11月29日 1ドル=122.55円
今月終値:2002年12月31日 1ドル=118.77円
1ドルあたり3.78円、割合で言うと3.08%ドル安。2002年は月末ベースで変動が激しい為替だったが、2002年最後も大きく動いた。ただでさえ、上のようにポートフォリオ銘柄がボロボロだったのに、円高ドル安で円ベースの資産はさらに目減りするだろう。
まとめ
累計投資:4,100,000円(今月追加投入200,000円)
米国株:2,647,123円
外貨MMF:228,019円
USドル:6,155円
日本円:0円
資産:2,881,297円
累計損益(累計投資と資産より):-1,218,703円/-29.7%
先月に比べて大幅なマイナス。これは明らかに何らかの要因があるだろうということで調べてみたところ、恐らくユナイテッド航空の破綻(2002年12月9日)が影響を及ぼしたのではないだろうか。いずれせよ先月マイナスの額が100万円を切ったのに、あっという間に逆戻りをしてしまった。もちろん為替の大幅なドル安も痛いところであった。
2002年の最終月は保有銘柄が軒並み20~30%のマイナスという残念な終わりになって、悶々とした年末年始を過ごしたのではないだろうか。