投資開始からの期間
2001年7月から数えて223ヶ月目(18年7ヶ月目)。
資産動向考察
2020年1月末の円ベース資産は以下の通り。
ただ、上記楽天証券のデータは日本時間の1月31日末で〆られていると思われるので、米国市場はそこから6時間続く(サマータイム時は5時間)。それを加味すると、
となり、本当のところは約700万円の減少ということになる。
以下は1月にあった主な出来事。
1月3日:
- 米軍がイラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害。中東の緊張が一気に高まったが、現在2020年2月1日時点では小康状態。市場への影響も限定的。
1月15日:
- 米中「第一段階」通商合意が調印される。内容は事前に報道されていたものと大きな違いはなく。ただし、合意が調印されたことはやはり市場に安心感を与えた感がある。
1月17日週~:
- 米国の主要企業の四半期決算発表が始まる
1月下旬~:
- 新型コロナウイルスの影響が市場に顕著に出始める
1月31日:
- 英国が正式にEUを離脱。ただし、これは市場は大体織り込み済みだろう
- WHO(世界保健機関)が23日の緊急委員会で先送りした「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の判断を、中国国外にも拡散拡大の懸念が出てきていることから、一転して宣言した。これを受けて市場はさらに大きく下落
上記各出来事はそれぞれ市場に及ぼす影響が大きいと思うのだが、2020年2月1日時点で一番顕著な影響を及ぼしているのが新型コロナウイルス。今後もこれにより市場は大きな影響を受け続けることだろう。
以下はダウ工業平均の2020年1月のチャート。
やはり上に述べた各出来事がインパクトが大きいので、それとほぼ連動した動きとなっている。
自分の2019年12月末と2020年1月末のポートフォリオは以下の通り。
【2019年12月31日】
【2020年1月31日】
基本的には前月に比べ数%下落した銘柄が多かった月。ただ新型コロナウイルスの影響が出始める前は、前月より株価が上昇していた銘柄が多いので、個人的には数値以上のマイナスの印象。
その中で2020年1月に大きく値動き(10%超)のあった銘柄は以下の2つ。
ゼネラル・エレクトリック(GE):
12月末の終値が@11.16ドル、1月末の終値が@12.45ドルだったので11.56%の上昇。これは主に1月29日の決算発表後に約10%上昇したことが大きい。以下の様に月の半分以上GE株は下落していたにもかかわらず、よく上昇してくれたものだ。
エクソン・モービル(XOM):
12月末の終値が@69.78ドル、1月末の終値が@62.12ドルだったので10.97%の下落。1月の株価チャートは以下の通り。
これは概ね原油価格の下落傾向と合致している。
ちなみに2月1日の大幅な下落は同日に発表された決算内容が冴えなかったため。
為替
先月終値:2019年12月31日1ドル=108.62円
今月終値:2020年1月31日1ドル=108.39円
1ドルあたり0.23円、割合で言うと0.21%のドル安。終値ベースで見ると先月末からほぼ変わらずなのだが、1月中旬には終値ベースで110円台になった日もあるため個人的には結構ドル安だった印象がある。
まとめ
累計投資:78,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:140,237,985円
外貨MMF:36,520円
USドル:147,915円
日本円:49,686円
資産:140,472,106円
累計損益(累計投資と資産より):62,472,106円/80.1%
日本時間の1月31日時点では1億4,000万円台を維持し、資産の前月比はマイナス2.4%だったのだが、冒頭に述べた米国時間の1月31日市場が閉場した後の1億3,680万円と考えると前月比マイナス4.9%となったことになる。
2019年9月から4ヶ月続いた資産の上昇も2020年1月でストップしてしまったのだが、既述の様な1月の出来事を考えると、まあ仕方のないところだろう。先月のまとめの際には、米中「第一段階」通商合意から市場が上昇することを期待していたし、実際に1月中旬までは上昇していたのだが、新型コロナウイルスという予想もしていない事態が発生してしまった訳で。
現在の基本スタンスは、少し前にまとめた通り。望むらくは新型コロナウイルスが速やかに終息して欲しいところなのだが。取り合えず1月中旬からの自分の所有している銘柄の決算発表の整理がまだ追いついていないので、ここしばらくはそちらの方に集中し、資産の下落をあまり気にしないようにして心の平穏を保つよう心掛けるしかないだろう。
2月3日からは春節明けの中国市場が再開されるが急落するだろう。米国市場がそれに引っ張られないで欲しいと思うのだが、さてどうなるか。