投資開始からの期間
2001年7月から数えて210ヶ月目(17年6ヶ月目)。
資産動向考察
2018年12月末の資産は以下の様になった。
今月は米国株購入の月だったので、入金も実施。
累計投資額を切りのいいところにするために、1,237,680円という中途半端な入金を実施。
資産総額は約1,500万円のマイナス。それでも月末にかけてやや戻しているのでマシなところだろうか。実際に月中に資産総額1億円を切ってしまっていたからなあ。
個別株というよりは市場全体がダメだったような気がするのだが、参考としてダウ平均の動きを確認してみる。
24日までは基本的に右肩下がりでクリスマス明けにやや持ち直した感じだろうか。ただ、市場下落の諸要因(中国との貿易、米予算、各種指標など)が解決、改善したとは言えないので、今後にまだまだ不安が残るところ。
個別株も先月末と比べてみたのだが、ゼネラル・エレクトリック(GE)を除いて全てマイナスだった。ゼネラル・エレクトリックがプラスになったのは意外だったが、昨今のGEの株価推移からすると、たまたまだった様な気がする。
2018年12月に入ってアメリカのYahoo!で株式関連の記事を見ていると「officially in a bear market」という言葉が良く目に入る様になってきた。Bear(ベア)は弱気相場、Bull(ブル)は強気相場を指すのは知っていたが、「Officially」つまり正式にと言っているので、きちんとした定義があるのかもしれないと思い確認してみた。
The Vanguard Group(ヴァンガード・グループ)の定義(2011年7月17日)によれば、
“While there’s no agreed-upon definition of a bear market, one generally accepted measure is a price decline of 20% or more over at least a two-month period.”
ということらしい。訳してみると、「ベアマーケットの定義は明確ではないが、一般的に受け入れられている指標の一つは、少なくとも2ヶ月間で20%以上の値下がり」と言ったところだろうか。
ちなみにヴァンガード・グループはアメリカの世界最大級の投資信託運用会社で、世界で初めて個人向けのインデックスファンドを発売したことでも有名。
定義は定義として、そもそも米国のファイナンス関連のニュースにブル/ベアの話題が頻繁に出てくるという事は、投資家/市場の心理動向に少なくない影響を与えているだろう。
為替
先月終値:2018年11月30日 1ドル=113.47円
今月終値:2018年12月31日 1ドル=109.65円
1ドルあたり3.82円、割合で言うと3.37%ドル安。株価の下落が大きかったのであまり気にしていなかったのだが、為替の変動幅がかなり大きかった。そういえば月末に株価が上がっていたのだが、円ベースの資産が思っていた程上昇していなかったなあ。
まとめ
累計投資:74,000,000円(今月追加投入1,237,680円)
米国株:101,888,104円
外貨MMF:36,474円
USドル:21,643円
日本円:72,241円
資産:102,018,462円
累計損益(累計投資と資産より):28,018,462円/37.9%
今月は資産が約1,500万円減少、損益は約1,650万円のマイナスと金額では過去最大幅の下落。割合で言うと前月比マイナス23.5%。この割合は2016年1月と同じ下落率。2001年7月に投資を始めてから前月比マイナスの割合が一番大きかったのは、投資開始2ヶ月目のマイナス59.6%だが、これは所有銘柄、投資金額の点から参考にはならないので、金額・割合ともに過去最悪の月だった。
2019年の展望に明るいものが見出せない2018年の最終月だった。