2004年3月末米国株資産/配当及び購入履歴

投資開始からの期間

2001年7月から数えて33ヶ月目(2年9ヶ月目)。


入金/米国株購入

2004年は1月、2月と損益のプラスが続いたが、その勢いは本物だったのか。まずは入金の情報から。

入金はここ最近の流れと同様に約10万円。

そして株式の購入。先月購入したばかりなので今月の購入はなかったと思っていたのだが、以下の銘柄を購入。

EDS(エレクトロニック・データ・システムズ)を20株購入。取得価額は@19.27ドルで、誕生日手数料無料を使用していた。

ここ数か月の入金が少なかったので連続購入は無いかと思っていたのだが、初期に想定していたポートフォリオをこのタイミングで何とか達成する方向に持って行ったようだ。

DLJディレクトSFG証券が提供していた誕生日無料制度は、自分の投資の初期段階で無くなっていたと思っていたのだが、2004年もまだ存続しており、これを有効に活用したようだ。


ポートフォリオ

ティッカー銘柄株数平均取得価額(ドル)月末単価(ドル)取得価額比(%)
BAボーイング1027.2041.0750.99
BMYブリストル・マイヤーズ スクイブ35027.7524.23-12.68
Cシティグループ10036.8351.7040.37
CSCOシスコ・システムズ10016.0723.5746.71
DDデュポン1035.2242.2219.88
DISウォルト・ディズニー1015.8024.6455.95
EDSエレクトロニック・データ・システムズ2019.2719.350.42
Gジレット1030.00不明不明
GEゼネラル・エレクトリック25030.7330.52-0.70
JCPJCペニー1018.9134.7883.92
JPMJPモルガン・チェース10027.4741.9552.74
Kケロッグ1028.9639.2435.50
KOコカ・コーラ1037.9950.3032.40
MCDマクドナルド1012.9728.57120.28
MOアルトリア・グループ10042.9454.4526.81
SUNWサン・マイクロシステムズ3,5004.224.17-1.25
TAP ATravelers Property Causality Co TAP/A1不明不明不明
TAP BTravelers Property Causality Co TAP/B2不明不明不明
TWXタイム・ワーナー30015.4616.869.06
XOMエクソン・モービル1034.2341.5921.50

ポートフォリオはEDSが加わったことで20銘柄に。投資開始前にポートフォリオとして想定していた18銘柄から、CからスピンオフしたTAP AとTAB Bが加わっている状況。またPM(フィリップ・モリス)がMO(アルトリア・グループ)、AOL(AOLタイム・ワーナー)がTWX(タイム・ワーナー)へとそれぞれ名前を変えている。

先月に比べると全体的に値下がりしている銘柄が多い。先月、先々月はポートフォリオ銘柄は取得価額比プラスだったのだが。特に投資金額が多いBMY、GE、SUNWの下げが大きい。何か大きな出来事があったのではないだろうか。


配当

2004年3月CITIGROUP INC1003,312
2004年3月TRAVELERS CL-A17
2004年3月TRAVELERS CL-B214
2004年3月BOEING CO10145
2004年3月GILLETTE CO10140
2004年3月EXXONMOBIL10211
2004年3月DUPONT10293
2004年3月KELLOGG CO.10211

2004年3月の配当は上記の通り。いずれも前回の保有株式数から変化はなく。

税引後合計で4,333円。


為替

先月終値:2004年2月27日 1ドル=109.06円

今月終値:2004年3月31日 1ドル=104.30円

1ドルあたり4.76円、割合で言うと4.36%ドル安。円ベースで米国株の投資をしている上で、ドル安は見かけ上の資産が減る要因になるので嬉しくない。嬉しいのはドルを購入するときぐらい。


まとめ

累計投資:6,816,332円(今月追加投入100,097円)

米国株:5,959,212円

外貨MMF:229,718円

USドル:138,555円

日本円:0円

資産:6,327,485円

累計損益(累計投資と資産より):488,847円/-7.2%

先月から大きく下落。米国株で見ると前月比834,816円の減少、割合では-12.3%。損益では前月比887,696円の減少、割合では-11.1%、ととんでもない具合になってしまった。

これは前月比割合では、2001年8月の-60.6%、2002年12月の-11.1%に比類する減少。2001年8月はそもそも投資開始2か月目で投資金額が20万円だったし、2002年12月も2004年3月に比べれば累計投資が410万円であったので、金額ベースでは過去最大の減少幅ということになる。

2001年8月は唯一の所有銘柄EXDS(エクソダス・コミュニケーションズ)が翌月Chapter 11 を申請する前の月であったし、2002年12月はUA(ユナイテッド航空)の破綻があった月か。ということを鑑みると2004年3月も何か市場に大きな影響を及ぼすことがあったと推測されるので調べてみる。

調べてみた結果、2004年3月11日にスペインでマドリード列車爆破テロ事件が発生しており、これが市場に影響を及ぼしたようだ、と思ったのだが、よく調べてみると自分のポートフォリオ銘柄は2004年3月11日を契機に大きく下がってはいなかった。どうもこれが原因ではなかったようだ。単純にポートフォリオに占める割合の高い銘柄がたまたま下がっていた様子。

SUNW 3,500株 2004年2月末単価@5.31ドル→3月末単価@4.17ドル、3,990ドル減少

BMY 350株 2004年2月末単価@27.82ドル→3月末単価@24.23ドル、1,274ドル減少

GE 350株 2004年2月末単価@27.82ドル→3月末単価@24.23ドル、700ドル減少

株の下落に加えて上に書いた為替の影響も大きかった。

米国株式投資をしていると、この月のようにポートフォリオに占める割合の大きい銘柄が大きく下がり、かつ大幅なドル安という条件が重なってしまうと、円ベースの資産は大きく減少することになる。投資スタイルを変えずに長い期間続けているとこのパターンが時たま発生するが、避けようがないので素直に諦める、もしくは逆のパターンもあるということを意図的に意識する、などしてあまり気にし過ぎないのがバイアンドホールドの投資スタイルを続ける上では一つのポイントであるような気がする。

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