米国株ポートフォリオ銘柄と購入について

ポートフォリオ銘柄

今までどういう投資をするかいろいろ整理してきたが、その中で実際の銘柄について記述していなかったので、そこも整理してみよう。

業界に分散すること、長期投資/バイアンドホールドを前提に最初に想定したポートフォリオは以下の通り。業界分野については自分の中での整理なので、正確な定義ではないことに注意。また当然一気に購入できる資金もなかったので、ポートフォリオを組むのにそれなりに時間がかかっている。

総合:GE(ゼネラル・エレクトリック)

航空:BA(ボーイング)

化学:DD(デュポン)

金融:JPM(JPモルガン・チェース)、C(シティグループ)

製薬:BMY(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)

食品:PM(フィリップ・モリス)、MCD(マクドナルド)、KO(コカ・コーラ)、K(ケロッグ)

レジャー:DIS(ディズニー)

小売:JCP(JCペニー)

消費財:G(ジレット)

燃料:XOM(エクソン・モービル)

IT:AOL(AOLタイム・ワーナー)、CSCO(シスコ・システムズ)、SUNW(サン・マイクロシステムズ)、EDS(エレクトロニック・データ・システムズ)

この18銘柄がポートフォリオにしようと思ったもの(恐らく。誤りがあれば後日修正で/2018年07月にK(ケロッグ)が抜けていたことに気が付いたので追加)。ただM&Aやスピンオフなどもあって現在のポートフォリオは結構変わっている(22銘柄所有)。自動車関連はさすがに米国銘柄を買う気にはなれなかったので購入対象から外した。


銘柄選択のポイント

これらの銘柄に決めたのは様々な理由があってのことだが、共通するのは自分が知っている会社であること、そしてPE Ratioなどの各種データを踏まえて割安と思われる銘柄を選んだはずである。

本当に残念ながら具体的に何をもって割安と考えて、ポートフォリオに組み入れることにしたのかは一概には言えない。割安株を判定する確実な手法が存在するのであれば、このようなブログを書いて自分の投資手法/スタンスを考察する必要もない。

ただポートフォリオを組み上げる時点で主要なデータとして勘案したのは、PE Ratio(price earnings ratio/株価収益率)、EPS(earnings per share/一株利益)、月次/年次などある程度長いスパンの値動き/株価チャートと事業内容及び業界内でのポジションだったはずである。逆に投資開始前にあまり重視しておらず、現在重視しているのは配当(率)(Dividend)となる。これは明らかに年齢を重ねるに連れて変化してきた投資スタンスが影響している。もっと率直に言うと、30前後の若かったころは配当など当てにせず株価が上がって資産が増加すればいいと思っていたのが、45ぐらいでリタイヤ生活が現実的になってきて配当金だけで生活できないかと考えるようになってきたからである。

いずれにせよ、上記の様なことを投資資金を貯めつつ、投資手法/スタンスをどうするべきかを1年位の間考えながらポートフォリオの銘柄を決めている。この1年ぐらい色々と調べたことも結果的には良かったと言える。短期に銘柄を決めてしまうと重要な情報や要素を見落とす可能性もあるし、ある程度の期間をじっくり考えることで自分の想定が正しいかどうかの検証もできる。実際に投資資金を貯めながら銘柄の値動きをチェックもしており、それも最終的にポートフォリオを確定する上で役立っている。

その結果として上に挙げた中の11銘柄が2018年6月のポートフォリオでティッカーシンボルが変わらないで残っているのは、多いのか少ないのか。


初期に想定したポートフォリオ以外の購入銘柄

ごく初期の投資スタンスが定まっていない時に、本当に損をしてもいいものとしてこれ以外に購入したものもある。いずれもIT系の株2銘柄でARBA(アリバ)とEXDS(エクソダス・コミュニケーションズ)。当時はITバブルなどと言われていたこともあり、長期投資とは別のスタンスで試してみた。このブログで過去データの見直しを続けていくうちにどうなったか書くことになるだろう。

初期に想定していたポートフォリオ以外で新たに購入したものはT(AT&T)のみ。AT&Tだけ2015年3月に新たに購入し始めている。これはその頃から真剣に配当金生活を考え始めたことに起因する。配当金の率が高く、割安感があり、自分が知っている銘柄がAT&Tだった。


まとめ

多分現在の株式ポートフォリオは変わらないまま行くのだろうと思う。結局のところ今のところ紆余曲折/浮き沈みはあったが、まずまずは満足しているバイアンドホールドを基本方針として、コツコツとポートフォリオ銘柄を拡充していくことになるだろう。もちろん購入タイミングでの取捨選択はあるので各銘柄への投資金額は千差万別になっているのだが。

ただしあくまで基本方針であって、上記に挙げたAT&Tの様に生活スタイルや考え方の変化、年月の経過なども考慮して、方針はあくまで方針に過ぎないということを認識しておくべきだろう。方針に固執し過ぎるのは言葉遊びのようになってしまうが、首尾一貫しているとも言えるが、一方で柔軟性に欠けているとも捉えることができるのだから。

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