【配当100万に】2015年米国株式投資考察(資産/購入/配当)

米国株式投資15年目の振り返り

米国株式を始めてから15年目となった2015年。月ごとの状況は以下を参照。

2015年1月

2015年2月

2015年3月

2015年4月

2015年5月

2015年6月

2015年7月

2015年8月

2015年9月

2015年10月

2015年11月

2015年12月


購入状況

2015年の購入状況は以下の通り。

2015年3月:BA(ボーイング)70株 購入単価@152.5457ドル

2015年3月:T(AT&T)2,390株 購入単価@32.8338ドル

2015年6月:TIME(タイム)658株 購入単価@23.651ドル

2015年9月:XOM(エクソン・モービル)180株 購入単価@72.15ドル

2015年12月:TIME(タイム)730株 購入単価@15.627ドル

購入回数はここ数年の4回から1回増えて5回。3月に2銘柄購入しており、AT&Tがやや意味合いの違う投資であった。3月のボーイング購入で当初に想定していたポートフォリオで10株しか保有していない状況は解消。6月以降は割安/値頃感の感じられた銘柄を購入していた。タイムは当初想定していた銘柄ではなくスピンオフした銘柄であるが、割安感に加えて配当率も悪くなかったので購入をしていた。

2015年のドルベースの購入総額は129,108.2ドル。手数料合計は165.02ドル。総購入に占める手数料の割合は0.19%だった。


投資資金/資産状況

2001年投資資金:835,000円(累計投資資金:835,000円)

2002年投資資金:3,265,000円(累計投資資金:4,100,000円)

2003年投資資金:2,416,033円(累計投資資金:6,516,033円)

2004年投資資金:1,536,287円(累計投資資金:8,052,320円)

2005年投資資金:1,950,000円(累計投資資金:10,002,320円)

2006年投資資金:2,500,000円(累計投資資金:12,502,320円)

2007年投資資金:3,160,000円(累計投資資金:15,662,320円)

2008年投資資金:3,100,000円(累計投資資金:18,762,320円)

2009年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:22,762,320円)

2010年投資資金:3,000,000円(累計投資資金:25,762,320円)

2011年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:29,762,320円)

2012年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:33,762,320円)

2013年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:37,762,320円)

2014年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:41,762,320円)

2015年投資資金:14,000,000円(累計投資資金:55,762,320円)

2015年は何と言ってもAT&T購入用に入金した1,000万円が大きかった。一気に累計の投資額も5,000万円を突破している。

2015年の資産状況は以下の通り。

投資資金を含んだグラフのため、当然2015年3月に一気に資産が増加している。それを除いて考えると上半期は順調だったが、8月、9月に中国経済減速の懸念から市場が下落。ただ、10月には各国が金融緩和などの対策を打ち出したため、持ち直して2015年を終えた感じ。

以下は累計資産のグラフ。

こうして見ると2015年8月、9月の資産減少は結構大きかった事が分かる。基本的には時間の経過とともに、累計資産は投資資金が増えていくこともあり増加しているので、最近になればなるほどグラフの振れ幅が大きくなる。

以下は投資資金を除いた損益ベースでの2015年グラフ。

先にあげた投資資金を含んだ2015年資産のグラフよりも、8月、9月の下落が際立ったグラフとなっている。2015年10月によく回復してくれたものだ。昨年2014年と比べると上下動が激しかったが、年初から見れば2015年も累計損益は増加していた。

2015年までの累計損益のグラフは以下の様になった。

2012年以降の上昇傾向がまだ続いていた。ただし先に述べたように振れ幅が大きい、つまり下落の時期が増えてきているので、段々と順調に上昇と言う訳には行かなくなってきたと言えるだろう。


配当金

2001年総配当金額(税引後):0円

2002年総配当金額(税引後):19,436円

2003年総配当金額(税引後):66,616円

2004年総配当金額(税引後):108,972円

2005年総配当金額(税引後):162,596円

2006年総配当金額(税引後):248,963円

2007年総配当金額(税引後):352,701円

2008年総配当金額(税引後):446,275円

2009年総配当金額(税引後):309,206円

2010年総配当金額(税引後):314,511円

2011年総配当金額(税引後):336,760円

2012年総配当金額(税引後):377,505円

2013年総配当金額(税引後):511,893円

2014年総配当金額(税引後):615,427円

2015年総配当金額(税引後):1,216,837円

2015年の税引後受取配当合計は一気にほぼ倍増となり、初めて年の受取配当が100万円を超えた年となった。この原因はいくつかある。

①2015年3月にAT&T株を大量購入したため、その配当が大きい(2015年3回配当で291,178円)

②シティグループ(C)の配当が2015年5月から5倍(@0.01⇒@0.05ドル)になったため、年間で約8万円ほど増加

③2015年は総じてドル高だったため

③の要因はたまたま2015年がドル高だったためなのであまり当てにはできない。一方でシティグループの配当が増加したのは大きな前進。自分のポートフォリオで所有株数の多いシティの配当が増えてくれると、全体の受取配当に及ぼす影響は大きい。


為替

2015年の為替レートは以下の通り。

2015年の為替も2014年ほどではないがドル高傾向。配当や資産の増加はこの為替レートによるところも大きかったはず。

投資開始からの為替レートは以下の通り。

こちらのグラフで見ると、2015年の為替は世界金融危機以前の為替レート水準と同じぐらいになったことが分かる。

また2012年以降の自分の資産増加はドル高に助けられていたのだろうなあ、と再認識。


まとめ

2015年のまとめとしては、以下の様なことが挙げられる。

2015年3月に通常とは異なる1,000万円の追加投資を実施

②①のおかげもあり、累計投資金額が5,000万円を突破

③①のおかげもあり、2015年7月に投資を開始してから初めて円ベースの資産が1億円に到達。ただしひと月のみで終了…

④累計損益も投資を開始してから初めて4,000万円を突破

⑤年間の税引後受取配当合計が初めて100万円を突破

⑥2015年3月のボーイング株の購入で初期に想定したポートフォリオで10株しかないものは無くなった。これ以降は初期ポートフォリオをあまり意識しないで購入ができたことになる

⑦2015年8月の大幅な下落は中国の景気減速懸念を契機としたもの。2014年も1月に中国の景気減速懸念から大きく相場が下がっており、世界経済に対する中国の影響は無視できないものとなってきたのを実感

2015年で大きいのは1億円到達と、税引後受取配当合計が100万円を超えたこと。特に配当が100万円を突破したことは以下の2点で大きかったなあ。

I. 2015年は40代後半に突入したこともあり、引退後の配当金生活を真剣に考え始めるようになった時期

II. そして15年近く売却をせずに米国株を購入してきただけに、資産の減少、売却手数料、税金という未経験の事を考え直すよりは、資産には手を付けずに配当金で何とか出来ればと思う様になっていた

2015年も個人的には満足のいく年だった。

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