【意外にも月間ベースでは落ち着いた月】2026年8月末米国株資産

投資開始からの期間

2001年7月から数えて302ヶ月目(25年2ヶ月目)。


資産動向考察

2026年8月末の円ベース資産は以下の通り。

2026年8月末の円ベース資産は前月末に比べて約185万円(約0.6%)の増加。ただし2026年8月は配当が約45万円あったことを考えると、米国株資産の純増は約140万円ということになる。

2026年8月の市場推移

【ダウ工業平均】

2026年7月末終値:52,485.03

2026年8月末終値:53,185.90

2026年7月末/8月末終値差異:1.34%上昇

【S&P 500】

2026年7月末終値:7,489.72

2026年8月末終値:7,686.14

2026年7月末/8月末終値差異:2.62%上昇

【NASDAQ】

2026年7月末終値:25,373.85

2026年8月末終値:26,370.89

2026年7月末/8月末終値差異:3.93%上昇

2026年8月の米国主要3株式指数は月初は先月末からの上昇傾向となり、その後はハイテク銘柄を中心に堅調な動き(ダウ工業平均はやや下落)。月半ばには中東情勢の緊迫化、米国債長期金利の上昇などもあってやや下落傾向に。その後は概ね横ばいの動きが続いたが、28日(金)のウォーシュFRB議長の講演や30日(日)に米中央軍がイラン革命防衛隊のロケットランチャー拠点を空爆するという約1ヶ月振りの軍事行動に出たこともあって2営業日続落して月の取引を終えている。

月初の上昇分を除くとそれ程大きな動きは無く、ハイテク銘柄が概ね堅調だったため、NASDAQ総合が3.93%、S&P 500が2.62%、ダウ工業平均が1.34%とハイテク銘柄の比重の高い指数ほど上昇幅が大きくなっている。

8月にあった主な出来事

  • 次回9月FOMCでの金利政策見通しは不透明

7月のまとめでは7月末時点では9月FOMCでの利上げが有力視、と書いていたのだが

2026年8月発表の米雇用統計と市場の動き(2026/8)

でまとめた様に8月7日発表の米雇用統計は非農業部門雇用者数が2万3000人減と市場予想を大きく下回ったことで9月FOMCでは金利据え置きが有力となった。そして翌週発表された米消費者物価指数(CPI)は市場予想と一致して金利据え置きが有力という状況は変わらなかった。

また8月半ば頃には米国債の長期金利が上昇しており、それを受けて米財務省が長期国債買い戻しの強化を発表したことで金利据え置きが更に有力視されるようになった。

しかし8月28日にウォーシュFRB議長がジャクソンホールでの講演でインフレ抑制に強い姿勢を示したことで利上げ可能性が高まったと市場が判断し、CMEのフェドウォッチツールでの9月FOMCでの利上げ確率は前日の据え置き優勢から利上げ確率57%と利上げが有力となった。

この様に8月は9月FOMCでの金利据え置き/利上げ見通しが入れ替わる状況となっている。実際の9月FOMCでの金利政策次第では市場が大きく動く可能性もあるだろう。

  • 米企業の四半期決算がほぼ完了

2026年7月半ばから本格化した米企業の四半期決算は、LSEGのデータによると2026年8月28日(金)時点でS&P 500構成企業のうち483社が決算を発表済み。うち86%で利益、77%で売上高がアナリスト予想を上回っている。

市場に影響の大きいマグニフィセント7の中ではエヌヴィディア(NVDA)が8月26日の閉場後に決算を発表(それ以外は7月)しており、8月27日には8.7%の大幅上昇。これがS&P 500、NASDAQ総合の上昇に寄与したのだろう。

  • 米イランの軍事的衝突は概ね小康状態だったが、8月下旬からは再び混迷

散発的な攻撃はあったものの8月は米イランの軍事的な衝突はほとんど無く、米国側はイランへの経済制裁にシフトしつつあるとの見方もある。ただ上述した様に8月30日(日)に約1ヶ月振りに米中央軍がイラン革命防衛隊のロケットランチャー拠点を空爆しており、今後の状況は未だ不透明。

また8月下旬からはレバノン南部でイスラエルと親イラン武装組織ヒズボラの戦闘が激化しており、こちらも中東情勢の不透明感を増す要因となっている。

ポートフォリオ

2026年7月末と2026年8月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。

【2026年7月31日】

【2026年8月31日】

2026年8月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の2銘柄。

ウォルト・ディズニー(DIS):11.8%上昇

AT&T(T):11.4%上昇

毎月大体5銘柄以上は月間で10%を超える上下動があった印象だが、2026年8月は2銘柄に留まっている。上述した通り米主要3株式指数がそれ程大きな変動が無かったことが、自分のポートフォリオの変化にも現れたのだろうか。

また6月には

AT&T(T)の投資格付けアップデート(2026/6)

2026年6月29日の米大手通信銘柄の大幅下落について

といった出来事があって月間では16.5%下落していたAT&Tが、先月2026年7月の12.3%上昇に続き、2026年8月も10%を超える上昇となっている。この調子が続けば良いのだが、正直まだ信じ切れてはいない。

自分の所有26銘柄中では上昇が13銘柄、下落が13銘柄と半々。全体のドルベース資産は約7300ドル、割合では0.36%の増加で前月比ほぼ横ばいとなっており、市場の上昇に比べると見劣りがするが、上昇銘柄と下落銘柄が半々だったことを思えば、まずまず妥当な結果に落ち着いたと言えるだろう。


為替

先月終値:2026年7月31日 1ドル=157.43円

今月終値:2026年8月31日 1ドル=159.75円

2026年8月末のドル円為替レートは前月に比べて1ドルあたり2.32円、割合で言うと1.41%のドル高。7月末の為替介入の効果は限定的で、月末には再び1ドル=160円台近辺までドル高に。ただ9月初めには日銀の利上げ観測から円高になっており、9月になってドル円為替のドル高円安基調が変わるのかに要注目。


まとめ

累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)

米国株:325,340,666円

外貨MMF:60,994円

USドル:2,306,770円

日本円:4,941,226円

資産:332,649,656円

累計損益(累計投資と資産より):252,649,656円/315.8%

累計引落額:20,000,000円(今月引き落とし無し)

2026年8月の資産は円ベースでは約185万円(約0.6%)、ドルベースでは約7300ドル(約0.36%)の増加と微増。先月のまとめでは

「8月も米イラン情勢、それに起因する経済指標に見られるインフレ圧力、それを受けて月末のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長が金利政策に関してどういう発言をするか、金利に敏感なハイテク銘柄がどういう動きをするか、そしてドル円為替はどうなるか、といった懸念材料があり、落ち着かない月になりそうな気がする。何とか米イラン情勢が鎮静化してくれるといいのだが・・・。」

と書いて身構えていたことを考えれば、まずまずの結果だったと言えるだろう。

ただ7月のまとめで8月の懸念材料として述べたうち、ウォーシュFRB議長のジャクソンホール会議での講演を除いた米イラン情勢、それに起因する経済指標に見られるインフレ圧力、ドル円為替は懸念材料として残ったまま。9月はそれに加えてFOMCも開催されるため、資産がどう変動するかは不透明なまま。9月の資産まとめをする際には、どの様な感想を抱くことになるのだろうか・・・。

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