投資開始からの期間
2001年7月から数えて89ヶ月目(7年5ヶ月)。
入金/米国株購入
2008年11月は入金/株式購入共になし。
ポートフォリオ
2008年11月のポートフォリオは以下の通り。
ティッカー | 銘柄 | 株数 | 平均取得価額(ドル) | 月末単価(ドル) | 取得価額比(%) |
BA | ボーイング | 10 | 27.20 | 42.63 | 56.73 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2,200 | 24.96 | 20.70 | -17.07 |
C | シティグループ | 1,780 | 23.69 | 8.29 | -65.00 |
CSCO | シスコ・システムズ | 100 | 16.07 | 16.54 | 2.95 |
DD | デュポン | 10 | 35.22 | 25.06 | -28.85 |
DIS | ウォルト・ディズニー | 10 | 15.80 | 22.52 | 42.53 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 250 | 30.73 | 17.17 | -44.13 |
JCP | JCペニー | 10 | 18.91 | 18.99 | 0.42 |
JPM | JPモルガン・チェース | 100 | 27.47 | 31.66 | 15.27 |
K | ケロッグ | 10 | 28.96 | 43.43 | 49.97 |
KFT | クラフト・フーズ | 299 | 32.36 | 27.21 | -15.92 |
KO | コカ・コーラ | 10 | 37.99 | 46.86 | 23.35 |
MCD | マクドナルド | 10 | 12.97 | 58.75 | 352.97 |
MO | アルトリア・グループ | 100 | 12.70 | 16.08 | 26.58 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 129 | 59.40 | 64.35 | 8.33 |
PM | フィリップ・モリス | 100 | 12.70 | 42.16 | 231.88 |
JAVA | サン・マイクロシステムズ | 1,375 | 16.13 | 3.17 | -80.34 |
TWX | タイム・ワーナー | 300 | 15.46 | 9.05 | -41.46 |
XOM | エクソン・モービル | 10 | 34.23 | 80.15 | 134.15 |
今月のポートフォリオを一見するとかなりまずい状況となっているのが分かる。先月も酷い状態ではあったが、今月は以下の点が特に目立った。
- 取得価額比で半分以下になっている銘柄が2つ(C、JAVA)
- 取得価額比が半分近くになっている銘柄が2つ(GE、TWX)
- 上記4銘柄のポートフォリオに占める割合が大きい
そしてまだ取得価額比がプラスであり、ポートフォリオに占める割合が低いので目立たないかもしれないが、他の銘柄も全体的に大きく下がっている。この時期は自分のポートフォリオだけではなく、世界全体としてどうしようもない時期であったので、ある意味仕方がないとも言えるだろう。
保有銘柄関連の主要な出来事としては、2008年11月13日に連邦準備制度理事会(FRB)がシティグループに対し10月18日に追加して200億ドルの資本注入と不良資産3600億ドルの政府保証を発表したことだろうか。また政府により当面の間は普通株について四半期に1セント以上の配当が禁止されてしまった。
この発表以降のCの株価は18日@8.36ドル、19日@6.4ドル、20日@4.71ドル、21日@3.77ドルと下落はしたが、月末には上のポートフォリオにあるように少し持ち直している。いずれにせよ上下動が激しい時期であった。
配当
2008年11月の配当は以下の様になった。
約定月 | 銘柄 | 数量 | 受渡金額[円] |
2008年11月 | PENNEY(J.C) | 10 | 159 |
2008年11月 | JP MORGAN CHASE | 100 | 3,021 |
2008年11月 | BRISTOL-MYERS | 2,200 | 54,195 |
2008年11月 | PROCTER&GAMBLE | 129 | 3,994 |
今月も配当減や無配当はまだなかった。ただしこれはあくまで受取時点での話であり、既に配当減を発表している銘柄もあるので、今後受取配当は徐々に減っていくことになる。
今月の税引後配当合計は61,369円であった。
為替
先月終値:2008年10月31日 1ドル=99.10円
今月終値:2008年11月28日 1ドル=95.70円
1ドルあたり3.40円、割合で言うと3.43%のドル安。3ヶ月続いてのドル安になり、2008年9月の終値(106.69)から10円下がったことになる。つまり為替だけで約10%の円ベース資産の減少。
まとめ
累計投資:17,762,320円(今月追加投入なし)
米国株:9,417,350円
外貨MMF:744,495円
USドル:110,581円
日本円:1円
資産:10,272,427円
累計損益(累計投資と資産より):-7,489,893円/-42.2%
今月も先月に続いて約220万円ほどのマイナス。これで2008年9月、10月、11月と3ヶ月連続で損益の減少幅が10%を超えてしまった。損益が3ヶ月続けて減少したことはこれまでにもあったのだが、3ヶ月以上かつ10%以上の減少はこれが初めてであり、更に言うとこれ以降現在(2018年11月)までもない(はず)。この3ヶ月で600万円超資産が減少してしまっている。
そのため米国株のみでの円ベース資産も1,000万円を割ってしまっている。米国株資産が1,000万円を切ったのは、2005年11月以来3年ぶり。ただし2005年11月までの投資資金が930万円だったのに対し、今月は1,776万円である。
損益ベースでもマイナスの割合が40%を超えてしまっている。マイナスの割合が40%を超えたのは、投資を開始した初期の2001年8~10月の3ヶ月のみ。その際は保有銘柄が一つだけで、かつその銘柄が破綻したのが主な原因なので、この時期の状況とは全く異なっている。
この時期は米国株安だけではなく為替のドル安も重なっていたため、円ベースでの資産減少が加速されてしまったの。日本で米国株式投資をしているため為替の影響は避けられないとはいえ、株安と為替の影響が二重になるとさすがに厳しい。
この時期はどう考えていたのか気になるので過去の日記を調べてみたのだが、2008年11月の投資に関する言及は2回のみで思ったよりも回数が少ない。どうも仕事等が忙しかったようでそれに関する記述が多い。これは株式や資産を気にしていないという訳ではなく、それ以外に気にすることが多かったためのようだ。このように他の事柄に集中していると、投資についてはあまり気にしない(気にする余裕がない)傾向が強いような気がする。バイアンドホールド/長期投資という点ではその位の方が良いのかもしれない。
少なくとも資産の減少が気になって、他の事が手につかないという状況ではなかったようだ。最近は資産の減少が気になる事が多くなってきた気がしており、以前の方が資産の減少に対しての受容度が高かったかもしれない。これは年齢に拠るところが大きいのだろうか。