はじめに
2020年10月末に退職/完全リタイアしてから、12回目となる米国株配当の生活費への充当を2024年3月に行った。
完全リタイアしてから2023年7月まで米国株配当金の生活費充当は、受取ドル配当を円に変換する必要があったためその際発生する為替差益(雑所得)が確定申告に影響してきたのだが、2023年半ばから楽天証券で米国株配当金を直接円で受け取る選択ができるようになったため、以降は為替差益を気にする必要がなくなっている。
また完全リタイアして以降2023年までは、3月、7月、11月の3回にそれぞれ95万円を配当から生活費に充当する想定のキャッシュフローだったが、2024年にアップデートした最新のキャッシュフローでは3月、7月、11月の3回は変わらないが、金額はそれぞれ100万円を配当から生活費に充当する想定に変更している。
以下、今回の米国株配当の生活費充当を整理しておく。
実際の手続き
2024年3月22日(金)に楽天証券口座から円で受け取っていた米国株配当100万円分の出金指示を出し、3月25日(月)にPayPay銀行の口座に振込。
PayPay銀行の口座を確認し
25日に楽天証券の口座より100万円入金されていることを確認。
引退してから生活費への充当額
2020年10月に完全リタイアして以降生活費に充当した金額は以下の通り1150万円。
内訳は2020年:100万円、2021年:350万円、2022年:300万円、2023年:300万円、そして2024年が100万円となっている。
楽天証券口座に残っている配当金
実際の手続きでの画像で
右端の預り金(MRF)が1,678,210円となっている。
2024年(2023年/令和5年度分)の確定申告からは法改正により「上場株式の配当等に係る課税方式を所得税・住民税で同じにする」必要があるため、自分は確定申告で申告不要を選択している。そのため前年までは発生した所得税の還付金が今年からは無くなっている。
その無くなった還付金分を補填するため、可能であれば預かり金から年末(12月)に還付金と同程度の(キャッシュフローには入れていない)金額を生活費に充当できることが望ましい訳で、預り金(MRF)の金額が重要になってくる可能性もある(ただし、補填/充当できない場合でも余剰資金は減少するがキャッシュフロー自体がマイナスにはならない想定にはなっている)。
例えば年末に50万円程度を補填すると仮定すると、現在3年分程度の余裕があることになる。
まとめ
配当金の生活費への充当自体は新しいキャッシュフロー通り淡々と行ったのだが、今後に関してはやはり気になることがあり今一つスッキリしない感じではある。
新しいキャッシュフローもまだ適用したばかりなので、配当金充当の金額やタイミング等については回数を経ることによって変更した方がいい点も見つかるかもしれない。預り金にも注意を払いながら、色々と考えて最適な配当金充当/キャッシュフローをブラッシュアップしていくことにしたい。