アストラゼネカとブリストルの合併協議無しとの報道(2026/8)

はじめに

2026年8月2日(日)に英フィナンシャル・タイムズが、英製薬大手アストラゼネカが自分の所有銘柄でもある米ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)と合併の可能性について予備的な協議を行ったと報じ、その報道内容と週明け8月3日(月)の両社の株価については

アストラゼネカとブリストルの合併報道と株価(2026/8)

でまとめていた。

この件に関する進展については注意していたのだが、8月5日(水)の米国市場取引前に、ロイター通信が独占情報として掲題の件を報道している。

以下に、その報道内容とそれを受けてブリストルとアストラゼネカの株価がどうなったかについて整理しておくことにする。


2026年8月5日のロイター通信報道

以下はロイター通信の独占記事より引用・抜粋。

  • 匿名を条件に話したこの件に詳しい上級関係者は「アストラゼネカとブリストルの間には取引はない。そもそも取引が行われる予定は最初からなく、両社間で協議も行われていない」と語った
  • さらに同氏は、この潜在的な取引の規模を考慮すると、もし交渉が進められていたならば、英国の市場濫用規制に基づき公表が義務付けられていたはずだ、と付け加えた
  •  アストラゼネカとブリストル・マイヤーズ スクイブは、ロイターからの電子メールによる質問に対し、いずれもコメントを控えた

報道を受けて2026年8月5日(水)の両社の株価

【ブリストル・マイヤーズ スクイブ】

合併報道を受けて8月3日(月)、翌日8月4日(火)と値動きが激しいながらも、最終的には両日とも小幅上昇していた(市場に比べると上昇幅は小さい)のだが、ロイター通信の報道を受けて、3.43%の下落となっている。フィナンシャル・タイムズの報道を受けての2日間の上昇よりも、ロイター通信の合併協議は無いとの報道を受けての下落幅が大きいのは残念。

【アストラゼネカ】

アストラゼネカはブリストルの動きとは逆で、て8月3日(月)、翌日8月4日(火)と両日とも下落(3日は大幅、4日は小幅下落)していたのだが、ロイター通信の報道を受けて、3.78%の上昇となっている。とはいえこちらもフィナンシャル・タイムズの報道を受けての2日間の下落の方が、ロイター通信の合併協議は無いとの報道を受けての上昇よりも大きくなっている。


まとめ

以上、ロイター通信のアストラゼネカとブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)との合併協議は無いとの報道と両社の株価についてまとめた。

ただアストラゼネカとブリストル両社とも、この件に関して公式なコメントをしておらず、フィナンシャル・タイムズの報道、ロイター通信の報道のどちらが本当に正しいのかは不明。もしくは両報道とも間違っている可能性もある。

この件に関して続報、もしくは今後両社からの何らかのコメントがあるのかは不明だが、引き続き関連報道については注意しておきたい。

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