【何とか1,000万円程回復】2019年1月末米国株資産

投資開始からの期間

2001年7月から数えて211ヶ月目(17年7ヶ月目)。


資産動向考察

2019年最初の月である1月末の資産は以下の様になった。

前月2018年12月に比べて10,176,471円の増加。単月で1,000万円の増加という事になったのだが、先月は約1,650万円のマイナスだったのでそれをリカバーするまでには至らず。などと書いてしまったが、前月の凹み具合を忘れつつある自分がダメだなあ。ここは素直に大きく資産が増えたことを喜ぶべきだろう。

下記は2019年1月のダウ工業平均のチャートだが、1月3日の時点では更に下落傾向が続く可能性もあった訳だし。

先月2018年12月から、

  • 連邦機関の閉鎖は続き、結局1月中には解決せず(1月下旬につなぎ予算はOKだったが、それが切れるまでに解決するのか)
  • 中国との貿易交渉もまだ不透明(2月初旬に方向性が見えるのか?)

という点が根本的には解決はしていないのにもかかわらず、米国市場が上昇傾向だったのは自分にとっては不可解な上昇だったと言える。

考えられる要因としては、

  • 先月の下落で上記2点も含めて株価に織り込まれた
  • 1月発表の米国市場の各種指標が予想よりも良いものが多かった

という所だろうか。


個別株

2018年12月末のポートフォリオは以下の通り。

そして2019年1月末のポートフォリオは以下の通り。

この中で株価が大きく変化しているのは、

ボーイング(BA):@322.50 ⇒ @385.62

シティグループ(C):@52.06 ⇒ @64.46

ゼネラル・エレクトリック(GE):@7.57 ⇒ @10.16

と言ったところだろうか。

この中でボーイングとシティグループは、中国との関連が大きいと言われている銘柄であるので、その点から見ると市場は米国と中国の貿易交渉に明るい兆しを感じている様にも思える。逆に言うと、今後米中の交渉が不調に終われば大きく下落する可能性もある。

ゼネラル・エレクトリックは、1月30日の四半期決算発表でポジティブな発表がいくつかあったので、株価が大幅に上昇している。主な所では、

  • 元傘下のサブプライムモーゲージ事業の係争を巡り、当局と暫定的な和解にこぎ着けた
  • 売上高は前年同期比5%増の333億ドルで、市場予想の326億ドルを上回った
  • フリーキャッシュフローは49億ドルで、前年同期の約68億ドルから減少。ただ、投資家が予想していた40億ドルを上回った
  • 利益は6億6600万ドル。1株当たりでは0.08ドルと、前年同期の1.29ドルの赤字から黒字転換。調整後の1株利益は0.17ドルで、予想の0.22ドルを下回った

といった所。2018年11月1日以来久々に10ドル台を回復して終わっている。ただ今月から一株あたり配当が@0.01ドルになっており、GEの本格的な回復にはまだ時間がかかるのではないかと思う。

また、月末単価だけ見ると分からないのだが、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)は1月3日に買収のため急落していたのだが、かなり戻ってきている。市場全体が上げ相場だったいは言え、これ程早くBMYの株価が戻ってくるとは思っていなかったので、これは素直に嬉しいサプライズだった。


為替

先月終値:2018年12月31日 1ドル=109.65円

今月終値:2019年1月31日 1ドル=108.85円

1ドルあたり0.8円、割合で言うと0.73%ドル安。思ったよりは為替の変動は少なかったか。ただ、1月の受取配当のレートは大きく下がっていた


まとめ

累計投資:74,000,000円(今月追加投入無し)

米国株:112,027,155円

外貨MMF:35,930円

USドル:59,607円

日本円:72,241円

資産:112,194,933円

累計損益(累計投資と資産より):38,194,933円/51.6%

今月は冒頭の通り円ベースでの資産が約1,000万円上昇した。割合で言うと前月末から10%の上昇。

先月末時点ではまだまだ下がる可能性があると思っていたのだが、相変わらず市場の動きを読む能力が自分には欠けている事を再認識させられる月となった。やはり自分にはタイミングを見計らっての米国株購入ではなく定期的なタイミングでの購入が向いているのだろう。

それにしても、この先もどうなるのか全く分からない。先月、今月上旬は弱気相場入りという報道が多かったのだが、ここの所はその報道もめっきり減っている。来月はどうなることやら。

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