配当金生活に向けて
2019年最初の月の配当はどうだったか。
受取配当状況は以下の様になった。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2019年1月 | ALTRIA GROUP INC | 0.8 | 100 | 57.40 | 6,168 | 107.47 |
2019年1月 | WALT DISNEY CO | 0.88 | 150 | 94.68 | 10,175 | 107.47 |
2019年1月 | PHILIP MORRIS | 1.14 | 100 | 81.78 | 8,783 | 107.4 |
2019年1月 | MONDELEZ INTL | 0.26 | 299 | 55.78 | 5,990 | 107.4 |
2019年1月 | CISCO SYSTEMS | 0.33 | 100 | 23.68 | 2,570 | 108.54 |
2019年1月 | GENERAL ELECTRIC | 0.01 | 3,850 | 27.63 | 2,993 | 108.35 |
今月は以前に何回か書いていたゼネラル・エレクトリック(GE)の減配が受取配当に反映された月だった。
前回2018年10月の一株あたり配当は@0.12ドルだったのが、今月から@0.01ドルに。認識はしていたのだが、やはり前回の受取配当23,450円が3,000円になってしまうとがっかり感は拭えない。しかも今回は2018年9月に購入したGE株1,400株分が加わっているのにもかかわらず、である。
以下は過去10年のGEの一株当たり配当の推移をグラフにしたもの。
2009年7月に一株あたり配当が@0.31ドルから@0.1ドルに急減しているのは、いわゆる世界金融危機の影響に拠るところが大きかったと思う。この減配はGEにとって2回目だったようで、最初は1929年の世界恐慌の時。この@0.1ドルは5回、つまり1年3ヶ月で終わってそこからは概ね堅調に増配を繰り返していた。
しかし、2015年1月に一株あたり配当が@0.23ドルになってから2017年1月に@0.24ドルになるまで約2年増配が無い時期が続く。そして2018年1月に@0.24ドルから@0.12ドルに半減、今回2019年1月に@0.12ドルから@0.01ドルへと3回目、4回目の減配となってしまっている。しばらくGEの低配当は続きそうな気がするが、一応今月の四半期決算はまずまずだった様なので気長に増配を待つことにしよう。
その他の銘柄で今月に前回配当から変化があったのはウォルト・ディズニー(DIS)。ウォルト・ディズニーは、他の所有米国株銘柄とは異なり半期ごとの配当なので前回は2018年7月となる。その際の一株あたり配当は@0.84ドルだったのが、今回は@0.88ドル。配当の絶対額で言うと大したことが無いようにも思えるが、配当増加率で考えると約4.7%増となるので悪くない。
まとめ
税引後ドルベース配当:340.95ドル
税引後円換算配当:36,679円
平均為替レート:1ドル=107.7717円
2019年1月の配当での大きなポイントは、上に書いたゼネラル・エレクトリック(GE)の配当減が目に付くのだが、それは既に何度も書いていたこともあり、自分の中ではある程度織り込み済み。
それよりも気に掛かるのが、最後に書いた平均為替レート。先月2018年12月の受取時の為替レートが1ドル=112.1363円だったので、先月の為替レートを基準にすると約4%近く円ベースでの受取配当に影響を受けていることになる。
為替についての考え方は自分なりの整理はしているつもりなのだが、それでもやはり悩ましい。