令和6年(2024年)年間支払通知書の発行(2025/3)

はじめに

色々まとめることが多くて忘れていたが、例年通り2025年1月半ば過ぎに

2024年の年間支払通知書が交付されている。以下その内容を確認しておく。

ちなみに年間支払通知書は米国株の配当金がほとんどだが、36,396口ほど所有している外貨建MMF(ゴールドマン・サックス米ドルファンド)の分配金も僅かながら含まれている。


令和6年(2024年)年間支払通知書

以下は令和6年(2024年)年間支払通知書の合計欄を抜粋したもの。

2024年の年間支払は、

①配当等の金額(税引前受取配当)が6,555,081円

②源泉徴収税額(国税)が904,660円

③外国所得税の金額が647,661円

④特別徴収税額(地方税)が295,319円

となっており、2024年に楽天証券口座で実際に受け取った支払いは①から②~④を引いた金額、つまり

6,555,081 – 904,660 – 647,661 – 295,319 = 4,707,441円

となる。

年間支払通知書には先に述べた様に、米国株配当のほかに米ドルMMFファンド分も含まれているので、自分が楽天証券の配当データをまとめた2024年米国株配当データの4,718,749円よりも僅かながら増えるはずのだが、2023年と同様2024年も何故か1万円程少なくなっている。誤差というには気になるが、やはり正確な理由は不明なので誤差としておく。

自分の四半期受取配当で一番大きいシティグループの2024年2月の配当を見てみると、年間支払通知書では

455,174 – 62,738 – 45,571 – 20,482 = 326,383円

となっているが、楽天証券の口座データでは

328,603円と微妙に異なっている辺りに理由があるのだろう。

参考として令和5年(2023年)年間支払通知書の抜粋も簡単に掲載しておく。

2023年の年間支払の主な項目は、

①配当等の金額(税引前受取配当)が5,824,929円

②源泉徴収税額(国税)が803,907円

③外国所得税の金額が575,420円

④特別徴収税額(地方税)が262,426円

となっており、2023年に楽天証券口座で実際に受け取った支払は①から②~④を引いた金額、つまり

5,824,929 – 803,907 – 575,420 – 262,426 = 4,183,176円

となる。

つまり2024年の年間支払は2023年に比べて約52万円(12.5%)程増加したことになる。


まとめ

2024年の年間支払は、初めて400万円を超えた2023年から更に増加して450万円を超えることになった。ただしこれは受取配当を円に変えたため正確なレートが判らなくなったが、2023年に続き2024年もドル高の恩恵を受けることが出来たため。

1年前の2023年の支払いまとめ時には、日米金利差が縮まりドル円為替がドル安になる可能性が高いと考えており、

「何とかドル安の分を米国株配当増でカバーしてくれる程度で済んでくれると有難いのだが、恐らく2023年より2024年の受取円配当は減少することを覚悟しておいた方がいいだろう。」

と書いていたのだが、その予想は外れ結果的に支払い面では自分に良い方向に働くことになった。

最後に2025年の年間支払がどうなるかだが、やはりドル安となって支払が2024年程にはならない可能性の懸念は根強い。これを書いている3月初旬過ぎでは様々な出来事があったが、2025年に入ってからはドル安傾向が続いている。2025年はこの傾向が続き為替はドル安となるのだろうが、結果的に2025年の年間配当も2024年より目減りしても許容範囲となってくれると良いのだが。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。