令和5年(2023年)年間支払通知書の発行(2024/1)

はじめに

今年2024年も1月半ばに

2023年の年間支払通知書が交付されていた。以下その内容を確認しておく。


令和5年(2023年)年間支払通知書

以下は令和5年(2023年)年間支払通知書の合計欄を抜粋したもの。

2023年の年間配当の主な項目は、

①配当等の金額(税引前受取配当)が5,824,929円

②源泉徴収税額(国税)が803,907円

③外国所得税の金額が575,420円

④源泉徴収税額(国税)が262,426円

となっており、2023年に楽天証券口座で実際に受け取った配当は①から②~④を引いた金額、つまり

5,824,929 – 803,907 – 575,420 – 262,426 = 4,183,176円

となる。年間支払通知書には米国株配当のほかに米ドルMMFファンド分も含まれているので、自分が楽天証券の配当データをまとめた2023年米国株配当データの4,203,148円よりも僅かながら増えるはずのだが、何故か2万円程少なくなっている。誤差というには結構大きいが、ざっと調べた限りでは理由が不明だったため、確定申告用にはこちらの年間支払通知書を正としておくことにする。

比較の参考として令和4年(2022年)年間支払通知書も簡単に掲載しておく。

2022年の年間配当の主な項目は、

①配当等の金額(税引前受取配当)が5,503,684円

②源泉徴収税額(国税)が759,466円

③外国所得税の金額が544,024円

④源泉徴収税額(国税)が247,918円

となっており、2022年に楽天証券口座で実際に受け取った配当は①から②~④を引いた金額、つまり

5,503,684 – 759,466 – 544,024 – 247,918 = 3,952,276円

となる。

2023年の受取配当は2022年に比べて約23万円(5.8%)程増加したことになる。


まとめ

2023年の税引き後受取配当は初めて400万円を超えることになった。

ただ昨年2022年は受取時の為替レートが1ドル=129.685円だったのだが、2023年は途中から米国株配当の受け取りをドルから円に変更したため単純な比較は出来ないのだが、米国株の配当増というよりは2022年に続きドル高の恩恵を受けたためなのだろう。

2024年は日銀の金融緩和政策は今一つ不明なものの米国の政策金利が引き下げられる見込みが高く、日米金利差が縮まりドル円為替がドル安になる可能性が高い。それに伴い2024年の受取配当がどうなるか。

何とかドル安の分を米国株配当増でカバーしてくれる程度で済んでくれると有難いのだが、恐らく2023年より2024年の受取円配当は減少することを覚悟しておいた方がいいだろう。

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