ブリストル(BMY)2022年第3四半期決算(2022/10)

はじめに

2022年10月25日の米国市場閉場後には自分の所有しているブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)の2022年第3四半期決算発表があった(カンファレンスコールは26日開場前)。

ブリストル・マイヤーズは前回の2022年第2四半期決算以降、市場の下落傾向にかかわらず自分の所有銘柄では比較的堅調だった印象があるのだが今回の決算及びそれを踏まえての株価はどうだったのか。

以下に決算内容と株価について確認し整理しておく。


ブリストル・マイヤーズ2022年第3四半期決算概要

以下の情報はブリストル・マイヤーズ スクイブの企業サイトより引用・抜粋。

  • 2022年第3四半期の総売上高(Total Revenues)は112億1800万ドル、前年同期は116億2400万ドルで前年同期比3%減少
  • 2022年第3四半期の1株当たり利益(Earings Per Share Non-GAAP)は1.99ドル、前年同期は1.93ドルで前年同期比3%増加

2022年第3四半期の主力製品の売上は以下の通り。

主力のEliquis、Opdivoは今四半期もまずまず。全四半期から特許保護が失われたRevlimidは前年比28%減少となっている。ただし市場予想の売上は22億ドルであり実際は24億ドルの売上と市場予想は上回っている。

2022年通期見通し

2022年の通期見通しは以下の通り。

前回決算時(2022年7月)の見通しからはNon-GAAPベースでは変わらず。US GAAPベースでは以下の点がアップデートされている。

  • 想定税率(Total Rate):~24%(前回は~23%)
  • 希薄化後一株当たり利益(Diluted EPS):2.54ドル~2.84ドル(前回は2.71ドル~3.01ドル)

US GAAPベースでDiluted EPSが引き下げられているのは、買収したTurning PointのIPRD(in-process research and development)とライセンス収入による ($0.22) の正味の影響が含まれています


市場予測との比較

今回の主な決算内容と市場予想とを比べてみると、

  • 2022年第3四半期の総売上高(Total Revenues)は112億1800万ドル、市場予想の111億ドルを上回っている
  • 2022年第3四半期の調整後1株当たり利益(Non-GAAP Diluted EPS)は1.99ドル、市場予想の1.83ドルを上回っている
  • 2022年第3四半期のRevlimid売上は24億2000万ドル、市場予想の22億ドルを上回っている

となっている。


まとめ

上記の様な決算内容を受けてブリストル・マイヤーズの株価は

2.31%の上昇。同日の米国市場は

ハイテク銘柄を中心に下げ基調だったのだが、それを考えるとまずまずの決算内容だったということだろう。特筆すべき好材料があった訳ではないが、市場予想を上回り、特許切れのRevlimidも予想より売り上げは落ちず、New Product Portfolioも堅調な伸びを示すなどが総合的に評価されたのだろう。

年初来のブリストル株は

と20%近い上昇率で市場(S&P 500)の約20%下落に比べてかなり堅調な動きをしている。

製薬メーカーは新薬の臨床試験で上下することがあるので油断は禁物だが、今後もこの状態が続くことを願いたい。

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