【ボーイング配当停止の影響が始まる】2020年6月米国株配当

配当金生活に向けて

2020年6月の受取配当状況は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2020年6月EXXONMOBIL0.871,180736.2678,050106.01
2020年6月DOW INC0.7700351.4337,335106.24
2020年6月MCDONALDS CORP1.25120107.5911,438106.32
2020年6月KELLOGG CO.0.57370151.2716,083106.32
2020年6月CORTEVA INC0.13857.95845106.32
2020年6月DUPONT DE NEMOUR0.38518.311,946106.32
2020年6月CHEMOURS CO0.25407.19764106.32
2020年6月KRAFT HEINZ CO0.49928.413,018106.24

今月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はダウ・インク(DOW)。一株あたり配当は変わらないが2020年3月に購入した615株分が今月から入金されるようになり、前回3月の入金に比べて3万円強の増加。

そして例年であればエクソン・モービル(XOM)が増配のタイミングであるのだが、前回と変わらずの配当。これは今年の原油価格の不安定さやコロナウイルスの影響を考えると仕方あるまい。配当停止や減配にならなかっただけマシだろう(今後その可能性がないとは言い切れないのだが)。

また、本来であれば6月にはボーイング株の配当もあったはずなのだが、3月に配当停止を発表しており、今後しばらくは配当は望めまい。


まとめ

税引後ドルベース配当:1,408ドル

税引後円換算配当:149,479円

平均為替レート:1ドル=106.164円

2020年6月は約15万円の税引後受取配当。四半期前の3月の受取配当は368,117円だったのだが、3月分には通常ひと月前に入金されるシティグループ(C)の配当約22万円が含まれていたのでそれを除くと143,800となりほぼ同じ金額となる。ボーイングが配当停止になった分を、3月に購入したダウ・インク株の配当がカバーしてくれたという事になったのか。

全体的には今月は上記の様に上手く相殺してくれたおかげで前四半期とほぼ変わらずの受取配当だった訳だが、今後の配当に関しては一抹の不安を感じている。

というのも、

シティグループ、JPモルガンのストレステスト結果(2020/6)

で書いたように、銀行株の配当増が少なくとも次四半期は無いこと(所有しているシティとJPモルガンは昨年はストレステスト後に配当増を発表していた)。そしてアメリカでのコロナウイルスの収束が見えない中で7月から四半期決算発表が始まるので、配当停止や配当減を発表する企業があるのではないかという懸念が個人的にはある。4月から5月にかけての決算発表時(1~3月が対象)には思ったより配当減や配当停止をする所有銘柄はなかったのだが、今回はコロナでロックダウンしていた期間が長い4~6月の決算のため、株価は一時期に比べれば上昇してはいるものの、配当停止や配当減を発表する企業があってもおかしくはない気がする。

自分の予想や目論見は外れることが多いので、上記のことも単なる検討違いの懸念に終わってくれればいいのだが。

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