2001年12月末米国株資産及び購入履歴

投資開始からの期間

2001年7月から数えて6ヶ月目。


入金/米国株購入

先月2001年11月のデータまでは紙ベースの写真を掲載していのだが、楽天証券のWebサイトから下記のように必要な過去データが取れることが分かったのでそれを利用することにしよう。写真は撮る手間がかかるうえに、そもそも撮影が下手で画像が見づらかったし。

2001年12月はどうだったか。ボーナス月ということもあり11月に続いて株式を購入した模様。先月多めに285,000円入金したのに続いて、2001年12月も多めの200,000円を資金投入していた。ボーナス月ということで頑張ってみたのだろう。

そしてドル買いから米国株式を購入という流れ。

まずは199,999円でドルを1,534.56ドル分購入。為替レートが1ドル=130.33円と先月に比べて大幅に変動しているのが目につく。Webで調べてみたが、直接為替の変動に影響を及ぼすような大きな出来事はなかったはず。この2001年12月にエンロンが破綻したことが、米国同時多発テロやドットコムバブルの崩壊に起因する米国市場の株式下落などの積み重ねに更に追い打ちをかけることになり、大きく為替に影響を与えたということか。前月までもじわじわと円安にはなっていたが、前月比5円の大きすぎる変化はやはりエンロン破綻の影響なのだろう。

そして購入銘柄であるがSUNW(サン・マイクロシステムズ)を@12.2ドルで130株購入している。GEに続いてSUNWを購入した理由/経緯は今となってはよく覚えていない。当時のことを想像してみると、IT環境がよりオープンになるのではと期待していたのだろうか。SUNWはJavaやオープン系Linuxとの関係が深かったのが購入した理由の一つではないかと思う。もう少し安定感のある銘柄を選んでもよかったのではないか、と今では思うのだが当時はSUNWが安定感があると考えたのだろう。結果論では何とでも言えるものなあ。

SUNWの正確な取得価額は、

1,607ドル/130株=@12.36ドル

そのうち手数料は1,607ドル-@12.2*130=1,607-1,586=21ドル。手数料の割合は1.3%程度とまだ1%を超えている状態。やはり1回あたりの購入金額が増えないと手数料分で1%は超えてしまっている。


ポートフォリオ

EXDSQ(エクソダス・コミュニケーションズ) 660株 @2.53 (月末単価は不明)

GE(ゼネラル・エレクトリック) 40株 @41.975 月末単価@40.08。取得価額比 -4.5%

SUNW(サン・マイクロシステムズ) 130株 @12.36 月末単価@12.30。
取得価額比 -0.48%

小幅ではあるがGEの株価自体は月末からは上昇していた模様。ただそもそもGEの取得価額が@41.975ドルであったから、それから見ればまだまだマイナス状態。


為替

先月終値:2001年11月30日 1ドル=123.41円

今月終値:2001年12月31日 1ドル=131.67円

1ドルあたり8.26円、割合で言うと6.69%ドル高と。2001年8月の為替の動きを上回った月であった。米国株式投資を始めて半年も経たない内に、一月で5円以上の為替変動の2回目を経験していたとは…。

理由としてはエンロンの破綻なのだろう。と思ったが念のため2001年12月の日次の為替の動きを確認したところ、必ずしもそうではなかったようだ。

エンロンが破綻したのは2001年12月2日。しかしその前後の為替レートは以下の通り。

2001年11月30日:1ドル=123.41円

2001年12月3日:1ドル=121.10円

2001年12月4日:1ドル=124.24円

2001年12月5日:1ドル=124.15円

といった具合。そこから年末にかけてじわじわと円安が続いていた。エンロンの影響が徐々に為替に影響を及ぼした可能性もあるが、こういった場合発表直後に大幅な為替変動があるのではないだろうか。そう考えるとエンロン破綻とは別の要因で為替が円安になっていた可能性が高い。

一つ確実に言えることとしては、自分はFXには向いていないということ。過去のデータを知っているにもかかわらず、為替の変動を合理的に説明できないのだから…。


まとめ

累計投資:835,000円(今月追加投入200,000円)

米国株:437,143円

外貨MMF:215,665円

USドル:27,663円

資産:680,471円

累計損益(累計投資と資産より):-154,529円/-18.5%

先月に比べると損益のマイナス額が減っているのだが、これは上に書いたように明らかに為替の円安の影響をうけている。おかげでエンロンの破綻があった割には自分の円ベース資産には大きな影響が出ていなかったようだ。まだまだ手持ちの銘柄も少なくエンロンの影響を受けた銘柄が少なかったからだろう。

米国株式投資開始の初年度は、投資額からマイナスではあったが、2001年12月は2001年11月よりは多少マシになった、という微妙な結果に終わったことになる。

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