はじめに
昨日2024年4月2日(火)の現地時間に以前アナウンスされていた通り、自分の所有銘柄であるゼネラル・エレクトリック(GE)がGE Aerospace(ティッカーはGEで変わらず)とGE Vernova(GEV)に分割された。
自分の証券口座では未だ反映されていない(GE株4株につきGEV株1株付与)ので、GE、GEV株それぞれの取得価額調整は別途行う予定だが、まずは分割後の両社の株価について確認しておく。
上場初日のGEとGEV株価
参考として分割前日のGE株の終値は
175.53ドルだった。
GE(GE Aerospace)
スピンオフ後初日の株価終値は
136.47ドル。前日比3.38ドル(2.42%)減となっているので、分割後調整価格は136.47+3.38=139.85ドルだったことが判る。
GEV(GE Vernova)
スピンオフ後初日の株価終値は
140.00ドル。前日比2.02ドル(1.42%)減となっているので、分割後調整価格は140.00+2.02=142.02ドルだったことが判る。
またRBC CapitalとJPMorganが以下の様にGEVの投資格付けを開始している。
RBC Capital:投資格付けをOutperform、目標株価は160ドル
JPMorgan:投資格付けをNeutral、目標株は141ドル
まとめ
分割前のGE株
GE(分割前):@175.53ドル(分割前終値)×481(所有株数)=84,429.93ドル
がだったものが、GE分割の付与割合がGE株4株につきGEV株1株付与だったので分割後は
GE(GE Aerospace):@139.85ドル(分割調整後)×481(所有株数)=67,267.85ドル
GEV(GE Vernova):@142.02ドル(分割調整後)×120=17,042.4ドル
となり当然ではあるが計算上の総額ではほぼ同じ。ただ自分の楽天証券口座にはまだ分割後のGEV株が入庫されていないので、GEVの正確な株数は不明。入庫され次第、GEとGEVの取得価額の再計算をしておこうと思う。
そして両株ともにマイナススタートとなったが、日中の動きではいずれも前日比プラスに転じる局面もあり方向感は定まっていない感じがする。
そうなると余計気になる今後のGE株とGEV株だが、
- GE株:好調ではあるが、エンジンを供給しているボーイングの737MAX問題が懸念
- GEV株:GE時代から2024年中の黒字化は見込まれておらず、黒字化への道筋が懸念
といった点が不安材料。
GEは4月23日、GEVは4月25日にそれぞれ2024年第1四半期決算発表を予定しているので、まずはその内容に注目しておきたい。