完全リタイア後3回目のドル配当金生活費充当(2021/7)

はじめに

今月2021年7月は、前回2月に米国株のドル配当金を生活費に充当してから5ヶ月になることと、先月の配当金生活予実管理からそろそろ引き落し口座の預貯金が1000万円を割りそうなこと、そして為替レートが110円と以前よりもドル円変換レートが有利なことから、2020年10月に完全リタイアしてから3回目のドル配当金を生活費に充当した。

以下ドルベースの配当金の円変換について記しておく。


実際の手続き

7月は1ドル110円台を行ったり来たりしていてなかなか手続きをするタイミングがつかめなかったのだが、割り切って7月23日(金)に1万ドルの円変換注文を楽天証券のマーケットスピードから行った。約定は26日(月)、受渡は27日(火)。

ここで前回と同様に定時の過去10日の適用為替レートを見て、売付のタイミングがどうだったかを確認しようと思い探してみたところ発見できなかった。

よく探してみたところ前回取引をした2月以降に、楽天証券では4月5日から

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20210322-02.html

で説明されている通り米ドルのリアルタイム為替取引が拡充された影響で、ドル定時(1日2回)の過去10日の適用為替レートではなく、過去10日の10分毎の適用レートが見れるように変更されていた。

またこれを見て気が付いたのだが、以前もマーケットスピードを使わずにWebでリアルタイム発注可能タイミング内に売付をしていれば、定時取引までの間に急激な為替変動が起こる心配をせずにドルを円に変換することが出来たようだ。次回からはWebで注文することにしたい。

結果的に今回は上の様に目論見通り変換レートが110円台を維持できたので良しとしよう。

そして27日に1万ドルから変換された110万2300円のうち100万円をPayPay銀行へ振込指示(当日は出金出来ないので実際の出金は翌28日)。銀行名が前回2月はジャパンネット銀行だったのがPayPay銀行へと変更されている。

PayPay銀行の口座を見ると

28日(水)にきちんと入金されていることが確認できた。


まとめ

2020年10月末に完全リタイアしてから配当金の生活費への充当は以下の通り。

変換時の為替レート部分を抜粋してみると、

11月、2月時から今回は同じ1万ドルの円変換でも約5万円の差が出ている。

自分は米国株投資をする上で為替については気にしないことを度々触れてきたと思うが、半年程度でこれ程差が出てくるとその影響は大きいと言わざるを得ない。完全リタイア前は為替が変動しても円ベースの資産額増減はしたものの実生活には直接影響してこなかった(精神的には当然影響があったが)のが、今はドル配当が実際の生活費となるため影響がより直接的になっているのも、為替の影響をより強く感じる一因だろう。

とはいってもやはり為替が自分には読めないものだから気にしない、という基本スタンスは変わらない。とするともう少しドル売りのタイミングを感覚に左右されないルールに基づいて行う方が余計な考えが無くなるのでいいのかもしれない。次回までに何か良いアイデアが思い付くかどうか。

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