来月末退職/完全リタイア、今月追加投資するべきか(2020/9)

はじめに

本来ならば今月は自分の定期的な追加購入のタイミングであり、今月に入ってからも追加購入に向けて、以下の様に自分の所有銘柄のチェックをしていた。

2020年9月の米国株定期購入検討:所有銘柄配当率の確認(2020年9月10日投稿)

2020年9月の米国株定期購入検討:エクソン・モービル(XOM)(2020年9月13日投稿)

しかしそれから時を経ずして退職することに決めることになった。

完全リタイアするタイミングは何時が適当なのか(2020/9)(2020年9月13日投稿)

退職の意思を伝えました(2020/9/14)(2020年9月14日投稿)

投稿日からも分かるように自分でも唐突感が強く、本来であれば退職/完全リタイアするまでに決めておくべきことで検討が足りていない事がある気がする。

その一つが、今回考える来月退職を控えて今までの投資スタイルを踏襲し、今月も追加購入するか、という事。以下に自分の考えを整理しておく。


今月の追加投資検討

前提として米国株式市場及び所有銘柄のクラッシュが無い事にしておく。これを考え出すとそもそも色々な事が成り立たなくなってしまい、再度人生プランを練り直すなど別レベルの検討が必要になってしまうので。

株では無く現金を保持しておくべきでは

今後給与収入が無いことを考えると、何かの時のために現金で保持しておくべきではないか、というのがまず思い付く。実際、投資の本や記事などを見ても、老後は株式の割合を減らして現金を増やす、と推奨している場合が多い気がする。

自分の場合は基本的に配当金で生活をしていくことをメインで考えているので、現金の割合を高めるよりは、中長期的に入って来る配当金を重視するべきでは、と思う。昨日まとめた最新のシミュレーションでも、追加投資に充てる100万円を投資せず現金として持っていなくても何とかなりそうな気がする。

ただ、自分の想定と現実にはズレがあるだろうし、何かの時のために現金はより多めに持っておくに越したことはないのも事実ではある。

投資をした場合はどうなるか

こちらの場合は、例えば税引後配当5%の銘柄を購入したとすると、追加投資100万円+四半期配当80万円で約180万円の株式購入ということになり、180×0.05=約9万円が年間配当として期待できる。

11年間配当が維持できれば、追加投資の100万円分(配当の再投資含む)が回収できることになる。これを長いと考えるかそうでもないと考えるか。また、当然その間に配当減や配当停止が無いという保証はない。

自分の性格

自分の性格として現金の取り崩しを嫌う傾向が強いと思う。そのためなるべく配当金を増やしておく方が自分には合っている気がする。

完全リタイア後はこれまで再投資に回してきた配当金を生活費に充当することになるので、それを取り崩しとみることも出来るが、そう考えてしまうと延々と働き続ける事になってしまうので、流石にそれは自分でも許容できるだろう。

そもそも前提として本当に現預金は足りるのか

これを書いていて思ったのだが、最新のシミュレーションとして昨日まとめた際に書いたように、退職金が実はまだ最終確定していない事に改めて気が付いた。

一応目安として約1年前時点での退職金見込情報はあるのだが、あくまで見込でありそれが本当かどうかは正確には不明。万が一実際の退職金が見込みより低かった場合には、追加投資をしている場合ではなくなるだろう。

ここは追加投資をするにしても、いつもの投資タイミングである9月にこだわるのではなく、退職金が確定し、追加投資をしても大丈夫というある程度の確信を得てからにするのが無難だろう。


まとめ

これを書く前はこれまで通り今週中にでも追加投資をしようと思っていたのだが、自分で書きながら整理している内に、とりあえず保留という結論に達してしまった。

実際ブログを書いていると、当初自分が想定していたものとは違う方向になることもあるので、それが正しいかどうかは別として書きながら自分の考えをまとめるのは、自分にとっては考えを整理する大きな助けとなっている。

取りあえず引継ぎで購入しようと思っている銘柄の最新状況も追えていないし、このところまた米国市場が不安定というか下落傾向にあるので、退職金が確定するまで情報の整理を引き続き行うことにしよう。その間にこの傾向が続くと、また自分の円ベース資産が1億円割れしそうなのだが・・・。

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