【資産1.2億円】2017年米国株式投資考察(資産/購入/配当)

米国株式投資17年目の振り返り

米国株式を始めてから17年目となった2017年。月ごとの状況は以下を参照。

2017年1月

2017年2月

2017年3月

2017年4月

2017年5月

2017年6月

2017年7月

2017年8月

2017年9月

2017年10月

2017年11月

2017年12月


購入状況

2017年の購入状況は以下の通り。

2017年3月:XOM(エクソン・モービル)170株 購入単価@81.9788ドル

2017年6月:XOM(エクソン・モービル)140株 購入単価@81.7728ドル

2017年9月:XOM(エクソン・モービル)190株 購入単価@80.3568ドル

2017年12月:GE(ゼネラル・エレクトリック)800株 購入単価@17.487ドル

購入回数は4回だが、その内3回はエクソン・モービルの購入、そしてゼネラル・エレクトリックを購入している。今(2019年)振り返ってみると微妙な購入に思われる。というのはエクソン・モービル、ゼネラル・エレクトリック共に取得価額比マイナスになってしまっているため。当時は取得価額比から見てよい選択と考えたのだろうが、現時点では必ずしも正しかったとは言えない。ただ、自分の投資スタイルは長期投資/バイアンドホールドなので、今後上昇することに期待だろう。

2017年のドルベースの購入総額は54,642.35ドル。手数料合計は97.2ドル。総購入に占める手数料の割合は0.73%だった。


投資資金/資産状況

2001年投資資金:835,000円(累計投資資金:835,000円)

2002年投資資金:3,265,000円(累計投資資金:4,100,000円)

2003年投資資金:2,416,033円(累計投資資金:6,516,033円)

2004年投資資金:1,536,287円(累計投資資金:8,052,320円)

2005年投資資金:1,950,000円(累計投資資金:10,002,320円)

2006年投資資金:2,500,000円(累計投資資金:12,502,320円)

2007年投資資金:3,160,000円(累計投資資金:15,662,320円)

2008年投資資金:3,100,000円(累計投資資金:18,762,320円)

2009年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:22,762,320円)

2010年投資資金:3,000,000円(累計投資資金:25,762,320円)

2011年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:29,762,320円)

2012年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:33,762,320円)

2013年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:37,762,320円)

2014年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:41,762,320円)

2015年投資資金:14,000,000円(累計投資資金:55,762,320円)

2016年投資資金:10,000,000円(累計投資資金:65,762,320円)

2017年投資資金:4,000,000円(累計投資資金:69,762,320円)

2015年、2016年の例外的な投入資金から、それ以前の年間400万円に投資額は戻っている。

2017年の資産状況は以下の通り。

月ごとに凹凸はあるものの、年間を通してみれば概ね右肩上がり。ただし、2017年1月は2016年12月から大幅に下がっている。それを除けば割と順調な年だったと言えるのではないだろうか。

以下は累計資産のグラフ。

2015年、2016年は全体から見れば足踏み状態だったのだが、2017年は再び目に見える上昇傾向になった。恐らく2017年は年間を通して割と安心して投資が出来たのではなかっただろうか。初めて1億2000万円を超えている。

続いて投資資金を除いた損益ベースでの2017年のグラフ。

先に挙げた2017年資産(投資資金含む)のグラフと同じ動き。1月に比べれば1500万円以上の増加となっている。

2017年までの累計損益のグラフは以下の通り。

やはりこうして見ると2015年、2016年がやや停滞気味だったことが分かる。実際には2016年は最後の2ヶ月でカバーしていたに過ぎないのだが。いずれにせよ、2017年は概ね順調に推移したことが分かる。累計損益ももう少しで6000万円に届きそうだった。


配当金

2001年総配当金額(税引後):0円

2002年総配当金額(税引後):19,436円

2003年総配当金額(税引後):66,616円

2004年総配当金額(税引後):108,972円

2005年総配当金額(税引後):162,596円

2006年総配当金額(税引後):248,963円

2007年総配当金額(税引後):352,701円

2008年総配当金額(税引後):446,275円

2009年総配当金額(税引後):309,206円

2010年総配当金額(税引後):314,511円

2011年総配当金額(税引後):336,760円

2012年総配当金額(税引後):377,505円

2013年総配当金額(税引後):511,893円

2014年総配当金額(税引後):615,427円

2015年総配当金額(税引後):1,216,837円

2016年総配当金額(税引後):1,558,230円

2017年総配当金額(税引後):2,129,688円

2017年の税引後受取配当合計は初めて年間200万円を超えていた。再投資に回しているので、年間の投資額にこの配当を加えると、2018年からは自分が追加投入している400万円と合わせて年間600万円の米国株購入が出来る計算になる。

2014年の年間配当が60万円だったことを考慮すると、3年でかなり受取配当が増えたことになる。これは2015年、2016年に大きく投資したAT&T株の配当に拠るところが大きいだろう。また世界金融危機時に購入し続けていたシティグループの配当も増え始めていたこともある。一方で2017年はTIME株、GE株が配当減をしているので、それが無ければ更に受取配当が増えていたはず。

また、この頃から米国株購入の検討項目の一つとして配当率の高さを意識していたのではないかと思う。


為替

2017年の為替レートは以下の通り。

年初1月と年末12月を比べるとほぼ変わらず。ふり幅も3.5円程度と2016年の為替変動に比べれば落ち着いた動きだったと言える。

投資開始からの為替レートは以下の通り。

こうして見るとやはり為替の傾向は読めないものだ。2016年末に大幅にドル高になったのだが、2017年は落ち着いた動き。やはり過度に気にしないことが米国株の長期投資/バイアンドホールドには有効なのだろう。


まとめ

2017年のまとめとしては、以下の様なことが挙げられる。

①円ベースの資産が初めて1億2000万円に到達

②年間の税引後受取配当合計が初めて200万円を突破

③TIME株が配当を80%減、GE株が配当を半減

④配当減からしばらくしてTIME株が買収されることが発表

⑤累計損益が6000万円に迫る。投資額に対するリターンは2017年12月に84.5%まで上昇。これは2015年11月の81.0%以来の80%台到達

2017年は概ね堅調に推移した年だったと言える。円ベースの資産は初めて1.2億円に到達し、累計損益の割合も投資額に比して80%台を回復、そして受取配当も200万円を超えている。

一方でTIMEとGEが減配となった年でもある。TIMEの方は減配からしばらくして買収されることが発表され、その買収価格は自分の取得価額よりやや高めであり、運が良かったと言える。

しかし、翌年2018年はこのブログを開始した年でもあるので既に公開しているのだが、10月12月に酷い目にあっているのだよなあ。

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