はじめに
2020年10月末に退職/完全リタイアしてから、10回目の米国株ドル配当を円変換して生活費への充当を2023年7月に行った。
今回は以下の様にドル配当金の生活費への充当を行うか迷ったのだが
2023年7月のドル円変換生活費充当をどうするか(2023/7)
結局ドル円変換を行うことにした。
以下今回のドルベース配当金の円変換について記しておく。
実際の手続き
今回ドルを円に変換する注文をしたのは7月24日(月)。約定は25日(火)、受渡は26日(水)。
26日(水)に5000ドルから変換された70万5950円に楽天証券口座に残っている預り金から29万4050円を加えた100万円をPayPay銀行へ出金指示(当日は出金出来ないので実際の出金は27日(木))。
PayPay銀行の口座を確認し
27日(木)に楽天証券の口座より100万円入金されていることを確認。
これまでのドル配当金円変換
2020年10月末に完全リタイアしてからの生活費へ充当するためのドル配当金変換は以下の通り。
これまで80,300ドルを9,583,069円に変換している。
ドル円変換為替レート
これまでのドル円変換平均為替レートは
9,583,069円÷80,300ドル=119.3408
となった。
前回2023年3月時点では
8,877,199円÷75,300ドル=117.89
だったので、平均為替レートが1.5円程ドル高に振れたことになる。
引退してから生活費への充当額
上述したドル円変換を経て完全リタイア後生活費に充当した金額は以下の通り950万円。
2023年のドル円変換額及び為替差益(雑所得)
ドル円変換して得た為替差益は雑所得として確定申告する必要があり、その額が控除額を超えると各種税金等に影響を及ぼすので2023年1月1日~12月31日期間中のドル円変換為替差益についても確認しておく。これまでに米国株投資の際に円をドルに変換してきた際のレートは1ドル=105.3868。
【2023年3月】
- 7500ドルを1ドル=130.89円で円変換して98万1675円入手
- 為替差益は(130.89-105.3868)×7500=191,274円
【2023年7月】
- 5000ドルを1ドル=141.19円で円変換して70万5950円入手
- 為替差益は(141.19-105.3868)×5000=179,016円
【2023年ドル円変換総計】
- 168万7625円(12500ドル/為替レート135.01)
【2023年合計為替差益】
- 370,290円
まとめ
今回2023年7月の米国株ドル配当を円に変換しての生活費充当は、楽天証券口座に残っている円資産を加えてこれまでと同じく100万円となった。
前回の3月ドル円変換時は為替レートが1ドル=130.89だったことを考えると4ヶ月で10円程ドル高になっている。
昨年であれば、あまり強すぎるドルは為替差益による雑所得が翌年の確定申告時の各種控除を超える可能性があって一概に良いとは言えなかったのだが、今年は6月から米国株配当を円受取に変更したため、これ以上ドル円変換をしなければ今回までの今年の37万円の為替差益を上回ることはなく、各種控除限度額の範囲内に収まることになる。
今後は米国株配当を円で受け取って生活費に充当することが出来るようになるため、ドル高であれば為替差益を意識することなく受取円配当が増えることにはなるのだが、あまりドル高が進むとさらに生活品の値上げが続くだろうし一概にドル高が良いとは言えない。早くドル円為替が安定してくれるといいのだが。