完全リタイア後の配当金生活予実管理(2021年8月)

2021年8月のキャッシュフロー予実管理

ベースとなる最新のキャッシュフロー(2021年6月版)はこちら

2021年8月の想定キャッシュフローと実際

2021年7月末時点までの実際のキャッシュフロー実績を反映した8月の想定キャッシュフローと実際のキャッシュフローは以下の通り。

キャッシュフロー項目の値等についてはこちら

Aug-21想定Aug-21実際差異
 月初預貯金  11,216,075  11,216,075
 配当金充当                  –                  –
 その他入金(還付金等)                  –                  –
 出費 住居費       100,000         96,776      3,224
 生命保険         38,000           8,000    30,000
 年金
 健康保険
 通信費         15,000         12,280      2,720
 医療費         10,000                  –    10,000
 住民税       180,000         84,000    96,000
 生活費       150,000       103,376    46,624
 月末預貯金  10,723,075  10,911,643  188,568

以下、差異が大きいものを中心に確認してみる。

生命保険

余剰が3万円出てしまっているのは先月と同じ理由で、2021年6月から年払いが始まる生命保険の分をキャッシュフロー想定作成時に9月からと間違ってしまっており、7、8月は3万円が余剰が出る想定になっていたのをそのまま用いているため。

住民税

これも元々2020年10月末退職後の2021年住民税を単純に2020年に払った住民税を基に年額72万円、4回分納(6月、8月、10月、1月)で各18万円と想定していた(実際には10/12として年額60万円、各15万円とすべきだった)が、実際には

2020年10月末退職後の2021年住民税確定(2021/6)

でまとめた通り、2020年にまとめて払った任意継続保険料、国民年金が控除されたため想定していたよりかなり減って年額338,600円(86,600円、84,000×3)となったため、今回の住民税引き落としに10万円近い差異が出てしまっている。

こういった間違いを基本的にベースのキャッシュフローに反映せず据え置いているのは、あまりベースを修正していると管理が難しくなること、期間がある程度限定されていることと、出費が多い想定は結果的に後で余裕が出てくるため。

2022年以降の住民税や任意継続保険から国民健康保険に切り替わる際は、その後の期間が長くなるためベースのキャッシュフローをアップデートする可能性は高い。

生活費

2021年8月の生活費は2021年3月以来の10万円越え。

完全リタイア後の生活費としては久々に10万円を超えてしまって使い過ぎの感がしないでもないが、冷静に考えると現在月の(自分の定義での)生活費を15万円としているので余剰資金が8月も出来た訳で決して悪いペースではない。

とはいえ、会食をせず(できず)、一人での外食も少なくアルコール無し、旅行などの外出イベントも不可、というコロナ下の特殊事情のため生活費が想定していたよりも少なくなっている側面はあるので調子に乗ってはいけない。


60才までのキャッシュフロー

2021年8月末までの実績と9月以降の生活費を15万円とした場合の60才(2029年末)までのキャッシュフローは以下の様になる。

年齢西暦7月末想定預貯金8月末想定預貯金
522021末        10,651,075        10,839,643
532022末          9,164,075          9,352,643
542023末          7,658,075          7,846,643
552024末          6,945,075          7,133,643
562025末          5,469,075          5,657,643
572026末          4,473,075          4,661,643
582027末          2,997,075          3,185,643
592028末          2,001,075          2,189,643
602029末         1,091,075         1,279,643

8月は想定キャッシュフローから約19万円ほど少ない出費で収まったので、60才末には約128万円残る想定となった。


まとめ

2021年8月も想定していたよりも少ない出費で生活する事ができ、60才末での想定残資産は今月も増加となった。ただこれは上に書いた様に、元々の想定キャッシュフローで誤って多めに見積もっていたのを修正しなかった事に拠るものが大きくキャッシュインが増えている訳ではない点は気を付けておくべきだろう。

また今はあくまで特殊な状況下と自分の想定ミスなどで想定より出費が少なくなっているが、いずれは想定キャッシュフローより多い出費の月が出てくることもあるはず。その際には想定より出費が多くなったからといってストレスを感じたり凹んだりしてはいけない。

そしてこの予実管理はあくまで自分がストレスを感じない生活を送るための目安であり、余剰資産を多くするために無理をして出費を抑えるためのものではないことを忘れずに。

何時にも増して色々とまとまりのない事を書いてしまったが、現時点で特に生活で無理をしている訳ではないので素直に良しとすべきだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。