2021年6月のキャッシュフロー予実管理
完全リタイアをしたのは2020年10月末だが、管理は2021年1月からとしている。前回は2021年1~5月をまとめた形で整理している。
ベースとなる最新のキャッシュフロー(2021年6月版)はこちら。
2021年6月の想定キャッシュフローと実際
2021年5月末時点までの実際のキャッシュフロー実績を反映した6月の想定キャッシュフローと実際のキャッシュフローは以下の通り。
キャッシュフロー項目の値等についてはこちら。
Jun-21想定 | Jun-21実際 | 差異 | |||
月初預貯金 | 10,843,625 | 10,843,625 | |||
配当金充当 | |||||
その他入金(還付金等) | |||||
出費 | 住居費 | 100,000 | 94,682 | 5,318 | |
生命保険 | 288,000 | 253,608 | 34,392 | ||
年金 | |||||
健康保険 | |||||
通信費 | 15,000 | 12,280 | 2,720 | ||
医療費 | 10,000 | 3,430 | 6,570 | ||
住民税 | 180,000 | 84,400 | 95,600 | ||
生活費 | 150,000 | 21,209 | 128,791 | ||
月末預貯金 | 10,100,625 | 10,374,016 | 273,391 |
以下、差異が大きいものを個別に確認してみる。
生命保険
前月の約3万円と比べて25万少しと大きく出費が増えているが、これは6月から年払いにしたため。
そして想定より余剰が3.4万円程出てしまっているのは、前月までの3万円をそのまま間違って含めてしまっていたため。自分は2社生命保険/個人年金に入っているのだが、年払いの対象を間違ってしまったようだ。
実際には現在は年払いに出来ない8000円の個人年金1つ以外は年払い済みで9月にまた年払いが発生する予定なのだが、想定キャッシュフローでは8月まで毎月30000+8000=3.8万円を計上してしまっている。
住民税
これは既に
でまとめた通りで、恐らく退職(2020年10月末退職)以降に支払った社会保険料(健保任意継続、国民年金)が2021年3月分までであり、支払った年度の控除として扱われたためと思われる。
生活費
生命保険と住民税は上記の様に差異の理由がはっきりしているのだが、生活費に関しては正直未だにスッキリしていない部分はある(実際にこの予実管理とは別にザックリとメモしている月間出費(手ベースの表計算)では確実に2万円以上使っているので)。
ただ、恐らく以下の点が理由と思われる。
- このキャッシュフローのベースは引き落し口座の預金通帳であり、生活費は主にクレジットカードの引落金額として表れる
- そして6月に引き落とされるのは4月下旬~5月中旬にクレジットカードで使用した金額
- そして上記手ベースの表計算では4月下旬~5月中旬の出費は、GWにほぼ外出しなかったこともあり確かに少なかった
完全リタイアしてからの生活は、いくらコロナ下であっても普通に働いている人たちは週末、祝祭日に外出せざるを得ないだろうから、基本人出の多い週末、祝祭日は外出しないようにしているので、たまたまカードの引落タイミングが外出(=出費)が少ないタイミングに重なった結果の様だ。
あと細かいところでは、このキャッシュフローは引き落し口座の預金通帳をベースとしているので、財布の現金で支払った出費はカウントされないという事もあるだろう。
60才までのキャッシュフロー
2021年6月末までの実績と7月以降の生活費を15万円とした場合の60才(2029年末)までのキャッシュフローは以下の様になる。
年齢 | 西暦 | 5月末時想定預貯金 | 6月末時想定預貯金 | |
52 | 2021末 | 10,222,625 | 10,496,016 | |
53 | 2022末 | 8,735,625 | 9,009,016 | |
54 | 2023末 | 7,229,625 | 7,503,016 | |
55 | 2024末 | 6,516,625 | 6,790,016 | |
56 | 2025末 | 5,040,625 | 5,314,016 | |
57 | 2026末 | 4,044,625 | 4,318,016 | |
58 | 2027末 | 2,568,625 | 2,842,016 | |
59 | 2028末 | 1,572,625 | 1,846,016 | |
60 | 2029末 | 662,625 | 936,016 |
2021年6月の想定より少ない出費約27万円を反映して、2029年末には約90万円近く残る想定となった。これが100万円という区切りを超えると精神的にもっと楽になるのだが。
まとめ
ベースのキャッシュフローはよく見直したつもりだったのだが、生命保険で未だに想定が間違っている部分があったのは反省材料(住民税は想定が難しかったのでOK)。取り合えず生命保険の7、8月分の間違いは面倒なのでそのままにしておくことにしよう。
後は今回完全リタイア後初めて単月でのキャッシュフローを整理して、実際の生活費と通帳上の残高がクレジットカードのタイミングでズレるのを早めに実感したことは良かった。
頭ではカードの引落タイミングは承知しているつもりだったが、実際にこれ程違っているとは思わなかった。つまり逆にその月に使っていないつもりでも、前月、前々月のカード使用によっては想定より多い出費になる可能性もあるという事で、今月(見かけ上の)出費が少なかったからといって調子に乗ってはいけない。
とはいえ2021年6月は上述の様に間違いがあり、住民税が少なかったという特殊な状況ではあったが、想定キャッシュフローより約27万円出費が少なかった事を素直に喜ぶべきだろう。
特に6月の投資資産は思わしくガッカリしたのだが、配当金生活の方はコロナという特殊な状況下ではあるが特に意識して出費を我慢したわけではないのにもかかわらず順調でホッとした。このまま緊急事態制限終了/ワクチン接種後の生活費上昇に備えられ、かつ金銭的ストレスが溜まらない生活を維持していきたい。