配当金生活に向けて
2019年8月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2019年8月 | JP MORGAN CHASE | 0.8 | 100 | 57.4 | 6,214 | 108.27 |
2019年8月 | BRISTOL-MYERS | 0.41 | 2,200 | 646.91 | 68,682 | 106.17 |
2019年8月 | AT&T INC. | 0.51 | 7,990 | 2,922.39 | 310,270 | 106.17 |
2019年8月 | PROCTER&GAMBLE | 0.7459 | 129 | 69.02 | 7,257 | 105.15 |
2019年8月 | CITIGROUP INC | 0.51 | 5,750 | 2,103.10 | 218,890 | 104.08 |
2019年8月 | WABTEC CORP | 0.12 | 20 | 1.74 | 181 | 104.08 |
今月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はシティグループ(C)。前四半期の一株あたり配当が@0.45ドルだったのが、今回は@0.51ドル。割合にすると約13.3%の増加。シティグループ増配に関するまとめ・雑感に関する詳細はこちらを参照。
また、一番右側の為替レートを見ると月初のJPモルガン・チェースの配当受取時のレートが108.27だったのだが、月末のシティグループ、ワブテックの際には104.08と4円以上のドル安となり、約3.87%の差が出ていることになる。
まとめ
税引後ドルベース配当:5,800.56ドル
税引後円換算配当:611,494円
平均為替レート:1ドル=105.4198円
2019年8月は配当増によりシティグループの受取配当が増加。前回2019年5月の円ベース受取配当は201,341円だったのが、今回8月には218,890円と1.5万円以上の増加。年間で考えると6万円超の増加が見込まれる。
ただし、今回の受取配当で気を付けなければならないのは、受け取り時の平均為替レートが大きくドル安になっている点。先月2019年7月の受け取り時の平均為替レートが107.3732円だったのが8月は105.4198円。レートが約1.82%違うので、例えば今月の受取配当合計に2019年7月のレートを使ってみると8月は622,623円となり、1万円近く下がっていることになる。
また参考に2019年8月に受け取った配当額が大きいシティグループとAT&T(T)の今回配当と前回配当(2019年5月)を比較してみる。
AT&T(T):
配当月 | 株数 | 一株あたり配当(ドル) | ドルベース配当 | 税引後円ベース配当 | 為替レート |
2019年5月 | 7,990 | 0.51 | 2,922 | 320,558 | 109.69 |
2019年8月 | 7,990 | 0.51 | 2,922 | 310,270 | 106.17 |
シティグループ(C):
配当月 | 株数 | 一株あたり配当(ドル) | ドルベース配当 | 税引後円ベース配当 | 為替レート |
2019年5月 | 5,750 | 0.45 | 1,856 | 201,341 | 108.50 |
2019年8月 | 5,750 | 0.51 | 2,103 | 218,890 | 104.08 |
配当増もなく為替レートが3.5円近くドル安に振れたAT&Tは、受取配当は約1万円の減少。
配当増(約13.3%)があり、為替レートが3.5円近くドル安に振れたCは、受取配当は約1.7万円の増加。
やはり為替の影響は大きい。単月で見るとそれ程ではない様に思えるが、米国株の場合配当はほとんど四半期ごとなので、年間で考えればこの4倍の違いが生じることになる。
ただ楽天証券の実際の配当はドルベースであり、この受取配当を円配当に変換しなければ、円換算時のレートは直接的には税金の源泉徴収に影響するのみなので、あまり気にし過ぎない方が良かろう。気にし過ぎても為替に関する変動は対処のしようがないわけだし。とはいえ、将来的に目指している配当金生活の際には当然ドルを円に変換しなければならないので、目安として注意をする必要はあるだろう。
こういう時(ドル安になり、円ベースでの資産、配当が見かけ上目減りしている)には、ドルが安くなっているので、米国株式、つまりドルを購入する際には多めに米国株、ドルを購入できる、と考えて精神の安定を図るようにしている。(従って購入予定月である2019年9月まではOKか)。