【受取時配当の月内為替に約10円差】2022年11月米国株配当

2022年11月米国株受取配当

2022年11月の米国株受取配当状況は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2022年11月JP MORGAN CHASE110071.7410,601147.77
2022年11月AT&T INC.0.27757,9901,590.14234,291147.34
2022年11月BRISTOL-MYERS0.542,200852.01125,535147.34
2022年11月PROCTER&GAMBLE0.913312984.5111,710138.57
2022年11月CITIGROUP INC0.515,7502,103.10290,774138.26
2022年11月WABTEC CORP0.15202.17299137.91

2022年11月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はなし。

ただ目に付くのは掲題にも書いた通り今月の配当受取時為替レートが137円台から147円台まで約10円の差が出ている。

これは11月10日に発表された米消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率が前月よりも減速し市場予想も下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを落とす可能性が出てきたため日米金利差が縮まるとの思惑から大幅ドル安になり、その後もじりじりとドル安になった影響で、それを境にして配当受取時為替レートが急変している。


2022年11月の配当発表銘柄

2022年11月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。

*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄

*配当は税引前一株当たり配当

ティッカー銘柄発表日権利落日権利実施日配当回数
GEゼネラル・エレクトリック2022/11/302022/12/142023/1/250.086回目

2022年11月の配当発表銘柄で前回と違いがあった銘柄はなし。

前月10月に所有12銘柄が最新配当を発表した事もあってか今月はGEのみ。


まとめ

【2022年11月】

税引後ドルベース配当:4,703.67ドル

税引後円換算配当:673,210円

平均為替レート:1ドル=143.1244円

【2022年1月~11月末】

税引後ドルベース配当:28,910.61ドル

税引後円換算配当:3,739,769円

平均為替レート:1ドル=129.3563円

2022年11月の受取配当は自分の配当主力株であるAT&T、ブリストル・マイヤーズ スクイブ、シティグループの配当を受け取ったことで月間の円換算配当は67万円となったが、これはAT&T、ブリストル・マイヤーズ株の受取時為替レートが147円台とドル高だったためで、ドルベースの受取配当に変化があった訳でない点には注意する必要がある。

やや気になるのは月後半の受取時為替レートが前半に比べて10円程ドル安になった点。為替レートが今後どうなるかはまだまだ不透明ではあるが、配当に関して言えば実際に円変換する際の為替差益が控除内に収まる程度であることが望ましい。

また、ひと月の間にこれだけ為替が変動すると今後の予想が立てづらくなるのが問題となってくる。例えば今月のAT&T株の受取配当時のレートが実際の147.34円ではなく、月後半程度の138円とした場合円ベースの受取配当は約1.5万円少なくなり、年間では6万円の差が出てくることになる。何とか為替レートが落ち着いてくれるといいのだが。

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