投資開始からの期間
2001年7月から数えて225ヶ月目(18年9ヶ月目)。
資産動向考察
2020年3月末の円ベース資産は以下の通り。
2020年3月は2月末に比べて、123,990,566-98,261,214で、ひと月で25,729,352円の減少。先月がひと月で過去最悪の1,650万円資産減少と書いたのだが、それを連続で更新してしまったことになる。しかも大幅に。
金額ではなく割合でみても前月比マイナス20.8%と、20%を超えてしまっている。投資を始めた2001年8月に投資銘柄が1つだけで、それが翌月破産法適用となった際の60%超のマイナスを除けば、20年近くやってきた米国株投資で前月比20%を超えてマイナスとなったのは初めてのこととなる。これは世界金融危機の際でもなかった急落ぶり。
3月にあった主な出来事
- 新型コロナウイルス関連諸々
2月と同じでこの一言で終わらせてしまう。新型コロナウイルスの状況や各国・各組織の対応が日々更新されるため、情報の整理が追い付かない。多分この事態が収束してから、あの時はこうだった、という客観的な振り返りができるのだろう。
以下はダウ工業平均の2020年3月のチャート。
自分の資産の減少っぷりばかり気になっており、2020年3月にダウがどれほど下がったかは気に留める余裕もなかったのだが、2月末の終値が25,409.36、3月末の終値が21,917.16だったので、割合にすると3月のダウ平均は約13%の減少だったことになる。
先に挙げた自分の資産が20.8%の減少だったので、市場よりも自分の資産のパフォーマンスはかなり悪かったことになる。市場と勝負してもあまり意味はないのだが、比較対象として簡単であるしどうしても気になってしまう。
自分の2020年2月末と2020年3月末のポートフォリオは以下の通り。
【2020年2月28日】
【2020年3月31日】
ここで目に付くのは、自分の投資額で1、2位を占めるAT&T(T)とシティグループ(C)が大きく減少したこと。
AT&Tは2月末時点では何とか投資額に対してプラスだったのだが、3月末はマイナス15%に転じ5万ドル近くのマイナス。
シティグループは一応まだプラスではあるのだが、ひと月で12万ドル程のマイナス。世界金融危機、欧州債務危機が収まってから積み上げてきた見かけ上の利益がほぼ吹っ飛んだことになる。
為替
先月終値:2020年2月28日1ドル=108.08円
今月終値:2020年3月31日1ドル=107.54円
1ドルあたり0.54円、割合で言うと0.5%のドル安。終値ベースで見ると先月末からほぼ変わらずなのだが、3月中の終値ベースの上下は111.22円と102.36円。ひと月の間に10円近く動いていたことになる。
まとめ
累計投資:79,000,000円(今月追加投入100万円。この状況下でもいつも通りに定期購入したのだよなあ)
米国株:98,171,091円
外貨MMF:36,248円
USドル:3,077円
日本円:50,798円
資産:98,261,214円
累計損益(累計投資と資産より):20,261,214円/26.0%
2月末の時点では59.0%あった累計損益が、3月は一気に26.0%と半減。
2020年3月は過去最悪、投資をしてきて初めて(しかも悪い方に)、という数値データが並んでしまった月となった。
単月ではなく複数の月で見ると、2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻の月から3ヶ月は資産の前月比が、
2008年9月:-11.9%(リーマン・ブラザーズ破綻の月)
2008年10月:-15.6%(1ドル=100円割れ)
2008年11月:-15.2%
と3ヶ月連続でマイナスだったのだが、過去最悪なのだが今回は今のところ
2020年2月:-11.7%
2020年3月:-20.8%
とそれを上回るペース。4月中旬以降は米国の四半期決算が本格化することもあり、それがまた市場・株価にどういった影響を及ぼすか。願わくば現在の株価下落に組み込まれている程度で収まってくれればいいのだが。
本当ならもう少しこの事態に際して詳しく考察し、まとめるべきなのだろうが、あまり考えすぎると自分の気が滅入ってくるので、いつもと同じようにデータ中心で整理するにとどめておいた2020年3月の資産まとめであった。