はじめに
先日
2020年以来5年振りの株式購入検討まとめ(2025/12)
でまとめた後に、検討した通りにフィリップ・モリス(PM)とプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)株を2020年以来5年振りに購入した。
以下、久々となる購入手続き及びフィリップ・モリスとP&Gのこれまでの購入履歴について整理しておくことにする。
5年振りとなる米国株式購入の手続きとフィリップ・モリス及びP&Gの取得価額
まず2025年12月22日(月)の米国株式市場開場前に、楽天証券のツールMarketSpeedから成行でフィリップ・モリス100株とP&G121株の注文を行った。
そして当日の米国株式市場において約定が成立。

約定代金に加えて取引ごとに手数料22ドル(税金含む)がかかったのは5年前と変わらず。また受渡日は12月25日となっていたが、楽天証券の口座では23日の時点で約定した株数がそれぞれ反映されていた。
購入金額はフィリップ・モリスが100株×@157.82ドル+手数料22ドルの15,804ドル、プロクター・アンド・ギャンブルが121株×@143.41ドル+手数料22ドルの17,374.61ドル、合計で33,178.61ドルとなり、想定していた今年現金買収により上場廃止/現金化されたWKケロッグ(KLG)の2,116ドルとケラノバ(K)の30,895ドル、合計33,011ドルという金額とほぼ同じだった。
フィリップ・モリス(PM)の取得価額
今回購入を含めたフィリップ・モリスの購入履歴は以下の通り。
2002年3月:PM(フィリップ・モリス)を30株購入
2003年1月:商号がフィリップ・モリス(PM)からアルトリア・グループ(MO)に変更
2003年3月:MO(アルトリア・グループ)を70株購入
2007年4月:MO(アルトリア・グループ)10株に付き、KFT(クラフト・フーズ)6.94株付与
2008年4月:MO(アルトリア・グループ)1株につき、PM(フィリップ・モリス)1株付与
上記スピンオフなどを踏まえた2008年4月までのフィリップ・モリスの購入金額は1,270.33ドル。取得株数100株。取得価額@12.7033ドル。
そして今回の100株×@157.82ドル+手数料22ドルの15,804ドルを加えると、合計の購入金額は17,074.33ドル、総取得株数は200株、平均取得価額は@85.37ドルとなる。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)の取得価額
今回購入を含めたプロクター・アンド・ギャンブルの購入履歴は以下の通り。
2002年3月:G(ジレット)を10株購入。購入金額300ドル。取得株数10株。取得価額@30.00ドル
2005年10月:P&Gによるジレット買収に伴い、ジレット株1株につきP&G0.975株が付与されP&G株9株を所有。購入金額はジレット購入分の300ドルで変わらないが、所有株数が減ったことにより取得価額は@33.33ドルに
2007年6月:購入金額7,422.30ドルでP&G株を120株購入。総所有株数は129株、取得価額@59.86ドルに
そして今回の121株×@143.41ドル+手数料22ドルの17,374.61ドルを加えると、合計の購入金額は25,096.91ドル、総取得株数は250株、平均取得価額は@100.39ドルとなる。
まとめ
以上、2020年以来5年振りの米国株購入手続き及びフィリップ・モリスとP&Gのこれまでの購入履歴について整理してみた。
久々の米国株購入ということで確認/緊張しつつの処理だったが、振り返ってみると以前の手続きから大きな変更があった訳でもなく、気になっていた手数料の税込22ドルも変わらずで、身構えていたよりはスムーズに処理が出来たと思う。
そして今回購入したフィリップ・モリス株とP&G株の購入履歴を確認し、取得価額を最新化したが、両社とも色々な経緯を経て所有していたのだなあ、と思った次第。
いずれにせよ、このフィリップ・モリス株とP&G株の購入で、今年2025年に買収により上場廃止となったWKケロッグとケラノバの配当が無くなった分をカバーすることが出来るようになる(配当半減となったダウ・インクの分まではカバー出来ないが)。
しばらくは両社の株価が気になる時期が続くだろうが、日々の株価よりも長期的に安定した配当を維持出来るかを注意しておくようにしたい。