【初めて月末円資産が2.6億円突破】2025年11月末米国株資産

投資開始からの期間

2001年7月から数えて293ヶ月目(24年5ヶ月目)。


資産動向考察

2025年11月末の円ベース資産は以下の通り。

2025年11月末の円ベース資産は前月末に比べて約850万円(約3.3%)の増加。2025年は米国がトランプ政権となり関税への懸念で2~4月と3ヶ月連続の減少が続いたのだが、その後は色々と出来事があったものの5~11月と7ヶ月連続で円ベースの資産増加となっている。

2025年11月は後述する様に色々な出来事があり必ずしも順調な月ではなかったので、最終的に前月比プラスで終えることが出来たのは予想外のことであり素直に喜ばしい。

2025年11月の市場推移

【ダウ工業平均】

2025年10月末終値:47,562.87

2025年11月末終値:47,716.42

2025年10月末/11月末終値差異:0.32%上昇

【S&P 500】

2025年10月末終値:6,840.20

2025年11月末終値:6,849.09

2025年10月末/11月末終値差異:0.13%上昇

【NASDAQ】

2025年10月末終値:23,724.96

2025年11月末終値:23,365.69

2025年10月末/11月末終値差異:1.51%下落

2025年11月の米国株式市場は、後述する様ないくつかの出来事をキッカケに傾向が変化する不安定な動き。月初から9日までは下落傾向だったが10~12日はやや上向きに。しかし13日からはまた流れが変わり1週間程下落傾向が続く。このまま冴えない月で終えるかと思われたが21日から再度流れが変わり、いずれの指数も5営業日連続で上昇して11月を終えている。総じて普段はさほど市場に影響を与えない経済指標や、FRB当局者の発言によって市場の流れが変わる神経質な月だったという印象。

最終的にはダウ工業平均が0.32%、S&P 500が0.13%上昇、NASDAQ総合が1.51%の下落。ダウ平均とS&P 500は上昇したとはいえほぼ横ばいといってよい程度であり、約半年振りに冴えない月であったと言って差し支えないだろう(11月までダウ工業平均とS&P 500は5月から7ヶ月連続で上昇、NASDAQ総合は4月から7ヶ月連続で上昇していたが今回で途切れた)。

11月にあった主な出来事

  • AI関連銘柄への割高感

元々先月下旬から米主要株式3指数は最高値を更新する日が続き、株式、特にAI関連銘柄への警戒感から月末は伸び悩んでいたのだが、香港金融管理局(HKMA)が11月3~5日に開催した世界の金融リーダー向け年次サミットで、複数のトップが今後12~24ヶ月の間に株式市場が10%以上下落する可能性があるとして投資家に備えを呼びかけている(一方こうした調整はむしろ健全な展開となり得るとの見方も示している)。

そのような状況から11月初めの市場下落傾向、そしてNASDAQ総合が月間で半年以上振りに下落して終えた原因の一つがAI関連銘柄への割高感であったと思われる。実際に割高なのか、そうではないのかを睨んでしばらくは神経質な動きとなりそうな気がしている。

2025年11月は株式市場が下落傾向で始まった中、まずは米2026会計年度つなぎ予算が不成立で一部政府機関の閉鎖が続き公的機関の経済指標が発表されない/遅れている状況で、11月5日に発表された米ADP Research Instituteの10月全米民間雇用統計が注目されていたのだが、こちら(と同日のISM非製造業指数)が予想外に堅調だったことで前日までの下落傾向からやや持ち直した。

これで悪い流れを断ち切ったかと思ったのだが、翌日に米民間再就職支援会社Challenger, Gray & Christmasが発表した米企業による10月の人員削減数が急増したことで大きく下落。普段はあまり市場に影響を与えない経済指標であるため意外の感が強かった。政府機関の閉鎖による公的機関のデータが限定される中で、民間の経済指標の内容次第では市場が大きく動く神経質な相場だったことが伺える。

11月初めからの株式市場の下落傾向が緩和されたのは、米2026会計年度つなぎ予算成立の見込みが強まったため。週末に進展があり10日(月)からは下落傾向が一段落した形。

そして12日(水)の米国市場閉場後につなぎ予算が可決/承認され政府機関閉鎖は最長の43日間で終了したのだが、翌日13日(木)の米国株式市場は予想に反して大きく下落。市場はつなぎ予算成立を好感して上昇すると思っていたのだが、実際には政府機関閉鎖の影響でFRBの政策金利の重要な材料となる雇用統計と消費者物価指数(CPI)が公表されない/一部に留まる/信頼性が損なわれる可能性が顕在化し、実データに基づいた政策金利決定が出来ないことへの懸念、それに伴う市場不透明感が強まったことがこの日の市場下落拡大の要因と思われる。

そしてこれが重しとなったのか、しばらく株式市場の下落傾向がまた続くことになった。

また2026年1月末までのつなぎ予算が成立したのだが共和党/民主党の隔たりは大きそうで、つなぎ予算の切れる2026年1月末を睨んで市場がどう動くかも今後の懸念材料。

上述の様な下落傾向状況が続く中、11月20日の米国市場は前日のエヌビディアの決算と米労働省労働統計局から遅れて発表された2025年9月の米雇用統計(元々は10月3日に公表予定、10月分は発表されない)が、株価上昇のキッカケになるのではと期待されていた。

しかし堅調なエヌビディアの決算、雇用統計を受けて開場直後は上昇したものの、時間経過と共に下落へと転じ、最終的には大きく下落して取引を終えている(NASDAQ総合の日中の変動幅は約5%)。

はっきりとした原因は不明だったが、既述したAI関連銘柄の割高感への懸念がエヌビディアの決算でも拭えず、米雇用統計も堅調ではあったものの失業率は上昇したことが時間経過と共に市場の不安を高めたことが影響したものと思われる。ちなみにこの日はCMEフェドウォッチツールによると12月FOMCでの利下げ確率が約35%となっていた。

11月半ばからの米株式市場の下落傾向は、期待していた上記エヌビディアの決算・堅調な米雇用統計でも変わることはなく諦め気味であったのだが、翌日の21日には意外なことに反発。

原因はニューヨーク地区連銀John Williams総裁の講演内容を受けて、CMEフェドウォッチツールでの12月利下げ確率が69.4%と前日から約30%急上昇したことで、株式市場に資金が戻ったためと思われる。

そしてここから流れがまた変わり、11月はいずれの指数も5営業日連続で上昇して11月を終えている。総じてみると、普段は市場にあまり影響を及ぼさない民間の経済指標や、FRB当局者の発言(議長ではない)によって市場の流れが変わるという特異な月だった様に思える。

  • 米企業の四半期決算が概ね出揃う

10月半ばから本格化した米企業の四半期決算が概ね出揃った。LSEGのデータによると11月末時点でS&P 500構成企業のうち483社が決算を発表、うち83%で利益、78%で売上高がアナリスト予想を上回っているとのことで、当該四半期(主に7~9月)にも様々なことがありながらも堅調な業績となった事が伺える。

自分の所有銘柄ではデュポン・ドゥ・ヌムールが予定通りに11月初めに分社化を行い、デュポン・ドゥ・ヌムール(ティッカーはDDのまま)とQnity Electronics(Q)の2銘柄となっている(付与比率はデュポン2株につきQnity株1株付与)。

これにより元々自分が所有していたデュポン85株は、新デュポン85株、Qnity Electronics42株という事になった。

ポートフォリオ

2025年10月末と11月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。

【2025年10月31日】

【2025年11月28日】

2025年11月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の3銘柄。

チャーター・コミュニケーションズ(CHTR):14.4%下落

デュポン・ドゥ・ヌムール(DD):16.4%上昇

Qnity(Q):14.6%下落

デュポンとQnityは既述の通り分社化があり、前月比は分割調整済みとの比較となっている。実際には先月のデュポン株資産が@81.65×85=6,940.25ドル、11月末のデュポンとQnityの資産が@39.77×85+@81.09×42=6,786.23ドルとあまり大きく変化はしていない。

自分の所有27銘柄中では上昇が19銘柄、下落が7銘柄、変わらずが1銘柄と意外にも上昇銘柄が多かった。ポートフォリオ全体では前月比米国株ドル資産が約3.8万ドル、割合では2.3%の増加となっており、先月10月に前月比米国株ドル資産が約3.7万ドル、割合では2.2%減少した分を取り戻した形になっている。


為替

先月終値:2025年10月31日 1ドル=154.01円

今月終値:2025年11月28日 1ドル=156.18円

2025年11月末のドル円為替レートは前月に比べて1ドルあたり2.17円、割合で言うと1.41%のドル高。先月10月の約4%程顕著なドル高ではなかったが、これで月末ベースでは3ヶ月連続のドル高。12月末にはどの程度のレートになっているのだろうか。


まとめ

累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)

米国株:258,964,969円

外貨MMF:58,480円

USドル:2,598,856円

日本円:4,180,435円

資産:265,802,740円

累計損益(累計投資と資産より):185,802,740円/232.3%

累計引落額:17,200,000円(今月引き落とし100万円)

2025年11月は中旬過ぎまで資産減少が続きどうなることかと思っていたのだが、結局初めて円ベース資産が月末時点で2.6億円を超え、ドル資産も市場に比べるとまずまずのパフォーマンスという結果で、なまじ月中が低調だっただけに嬉しい月末を迎えることが出来た。

ただこの結果は11月下旬の上昇傾向に助けられたためで、この傾向が12月にどこまで続くかは不明。一応これを書いている2025年12月最大のポイントと考えていたFOMCは乗り切ったが、今度は2026年の利下げ時期、回数を睨んで見通しが立ちにくい状況になっている。AI関連投資への不安も相まってなかなか安心という訳にはいかないが、少なくとも12月は今回11月の様な感想を抱けることを願いたい。

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