2024年5月米国株受取配当
2024年5月の米国株受取配当状況は以下の通り。
ドルベースの税引前一株当たり配当を加えると以下の様になる。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[円] |
2024年5月 | ALTRIA GROUP INC | 0.98 | 1,200 | 133,252 |
2024年5月 | JP MORGAN CHASE | 1.15 | 100 | 13,031 |
2024年5月 | AT&T INC. | 0.2775 | 7,990 | 247,208 |
2024年5月 | BRISTOL-MYERS | 0.60 | 2,200 | 147,171 |
2024年5月 | PROCTER&GAMBLE | 1.0065 | 129 | 14,234 |
2024年5月 | GE HEALTHCA TECH | 0.03 | 160 | 527 |
2024年5月 | CITIGROUP INC | 0.53 | 5,750 | 342,312 |
2024年5月の受取配当で前回と違いがあったのは以下の2銘柄。
JPモルガン・チェース(JPM):前四半期の一株あたり配当が@1.05ドルだったのが、今回は@1.5ドル。割合にすると9.5%の増加
プロクター・アンド・ギャンブル(PG):前四半期の一株あたり配当が@0.9407ドルだったのが、今回は@1.0065ドル。割合にすると7%の増加
配当額が10万円を超えるアルトリア・グループ(MO)、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)、AT&T(T)、シティグループ(C)の配当に変更は無かったのだが、いずれも前回(アルトリアは1月、その他は2月)に比べてそれぞれ1万円程度配当が増加している。これは1、2月の月末為替レートが1ドル=150円を切っていたのに対し、今月は155円を超えるレートとなっているため。
2024年5月の配当発表銘柄
2024年5月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。
*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄
*配当は税引前一株当たり配当
ティッカー | 銘柄 | 発表日 | 権利落日 | 権利実施日 | 配当 | 回数 |
MCD | マクドナルド | 2024/5/22 | 2024/6/3 | 2024/6/17 | 1.67 | 3回目 |
MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2024/5/22 | 2024/6/28 | 2024/7/12 | 0.425 | 4回目 |
JPM | JPモルガン・チェース | 2024/5/20 | 2024/7/5 | 2024/7/31 | 1.15 | 2回目 |
WAB | ワブテック | 2024/5/17 | 2024/5/24 | 2024/6/11 | 0.20 | 2回目 |
MO | アルトリア・グループ | 2024/5/16 | 2024/6/14 | 2024/7/10 | 0.98 | 4回目 |
CSCO | シスコ・システムズ | 2024/5/15 | 2024/7/5 | 2024/7/24 | 0.40 | 2回目 |
KO | コカ・コーラ | 2024/5/2 | 2024/6/14 | 2024/7/1 | 0.485 | 2回目 |
KLG | WKケロッグ | 2024/5/2 | 2024/5/31 | 2024/6/14 | 0.16 | 3回目 |
KHC | クラフト・ハインツ | 2024/5/1 | 2024/6/6 | 2024/6/28 | 0.40 | 22回目 |
2024年5月の配当発表銘柄で前回と違いがあった銘柄は無し。
まとめ
【2024年5月】
税引後円配当:897,735円
【2024年1月~5月末】
税引後円換算配当:2,083,704円
2024年5月の配当発表銘柄は、数が多いもののタイミングの兼ね合いもあり配当増はなく穏当。一方受取配当は所有株数の多い銘柄が重なり10万円を超える銘柄が4つあったため、月間では90万円近くの配当受取となった。
そして上述した通りに2024年5月も為替レートはドル高が続いたことによる恩恵を受けている。何度か言及したが昨年2023年末時点では2024年の為替レートはドル安傾向が顕著になると想定していたのだが、実際には2024年に入ってからのドルは高値水準を維持している。
最近のFOMCや経済指標を見るとインフレ圧力は予想以上に根強く、利下げの時期や回数は後退する可能性が高くなっているようで、しばらくはこの程度(1ドル=150円台)のドル高が続く気がする。配当面ではドル配当を円で受け取っているのでドル高は有難いのだが、米国株式市場や日本での生活費に与える影響も考えると必ずしもドル高が良いとも思えない。長期的に見た場合に、現在の為替状況が上手くいっていたのだなあ、と思える日が来るといいのだが。