投資開始からの期間
2001年7月から数えて248ヶ月目(20年8ヶ月目)。
資産動向考察
2022年2月末の円ベース資産は以下の通り。
2022年2月末の円ベース資産は前月末に比べて10数万円の増加とほぼ変わらず。ただし、楽天証券の月次締めは日本時間のため時差の関係で米国市場の2月28日分の変動は十分に反映されておらず、また2月受取配当が約70万円あったのでこのような結果になっていると思われる。
実際に2月28日米国市場閉場後、3月1日米国市場開場前の円ベース資産は
となっており、こちらでは1月末の差異は約320万円のマイナスとなっている。
2月の市場推移
【ダウ工業平均】
2022年1月末終値:35,131.86
2022年2月末終値:33,892.60
2022年1月末/2022年2月末終値差異:3.53%下落
【S&P 500】
2022年1月末終値:4,515.55
2022年2月末終値:4,373.94
2022年1月末/2022年2月末終値差異:3.14%下落
【NASDAQ】
2022年1月末終値:14,239.88
2022年2月末終値:13,751.40
2022年1月末/2022年2月末終値差異:3.43%下落
2月の米国市場は3市場とも概ね同じ様な動きで下落率も同程度。
2月にあった主な出来事
- ロシアがウクライナへ侵攻
1月のまとめ(2月10日に記述)の際は、
「2021年12月は11月に比べると報道に出る頻度が少なくなっていたウクライナ情勢だが、2022年に入ってから再び報道が増えてきた気がする。直接的に市場に影響を及ぼすほどではないが、原油先物価格や為替への影響はあるため間接的に市場に影響を及ぼしているはず。この問題が今後どう転ぶかについては注意が必要だろう。」
と書いていたが、実際に2月24日にロシアがウクライナへ侵攻するという事態となってしまった。そのため2月は前半と後半では大きく違ってしまっている。
侵攻から2月末時点までは思ったよりも下がっていない感はあったのだが、これを書いている3月も下落が続いており、時たま反発することはあるものの下げ基調は続いている。1月のまとめでは「注意が必要だろう」と書いていたものの、不確定要素が多過ぎて現実的に何をすればいいのかが分からない。
- AT&T(T)がワーナーメディア分離後の配当情報アップデート
2月1日にAT&Tがワーナーメディア分離後の配当情報等を発表しており、その情報では2021年5月時の情報に基づいた下限値を超える46.6%の配当減となる計算。自分の配当金生活キャッシュフローでは既に2022年からAT&T配当が半減となる想定としているため配当金生活に影響は無いはずだが、やはりがっかり感は否めない。
- その他
2月は1月に続き自分が所有している銘柄の決算発表があったりもしたのだが、ロシアのウクライナ侵攻で全てが吹っ飛んでしまった感がある。何か個別銘柄に発表があってもウクライナ情勢の上下動に埋没してしまっている状況。全体的に自分の資産は2月前半は良かったのだが、後半は下げ基調となっている。
またCOVID-19は先月にも書いたがアメリカでは1月半ばからの感染者数減少傾向が続いており、市場に与える影響はさほど気にする必要が無くなってきたのかもしれない。
ポートフォリオ
2022年1月末と2022年2月末の自分のポートフォリオは以下の通り。
【2022年1月31日】
【2022年2月28日】
2022年2月に10%を超える上下動のあった銘柄はケマーズ(CC)の15.6%マイナスのみ。
所有23銘柄中上昇が14銘柄、下落が9銘柄で、ドルベースでの2022年2月の自分のポートフォリオは前月に比べて約3.7万ドルの減少、割合にすると3.1%の下落という結果になっている。
10%を超える上下動はケマーズのみだったが、シティグループ(C)が9%の下落で約3.4万ドルの減少、AT&T(T)も7%の下落で約1.5万ドルの減少と所有割合の多い両銘柄が振るわなかったことがドルベース米国株資産の減少につながっている。
為替
先月終値:2022年1月31日1ドル=115.10円
今月終値:2022年2月28日1ドル=114.99円
2022年2月は前月に比べて1ドルあたり0.11円、割合で言うと0.10%のドル安となったがウクライナ侵攻があったにもかかわらずほぼ変わらずと言ってよい水準。
もっと為替の変動があるかと思っていたのだが今の所はまだ落ち着いた動き。
まとめ
累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:135,870,272円
外貨MMF:38,702円
USドル:1,518,477円
日本円:476,223円
資産:137,903,674円
累計損益(累計投資と資産より):57,903,674円/72.4%
累計引落額:4,500,000円(今月引落無し)
2022年2月は、前半は自分の資産は好調で一時円ベースでは1.4億円を超える日もあったのだがウクライナ情勢の緊張、ロシアの侵攻で前半に増加した分は無くなってしまい、月末円ベースでは楽天証券の資産推移データでは前月とほぼ変わらず程度となった。ただ先に述べた様に、実際の2月28日米国市場閉場後データを組み入れると300万円程度のマイナスとなっている。
2022年3月はとにかくウクライナ情勢次第なのだろう。ウクライナがどのような状況になるか、そして米国市場がどなるのかは全く想像が出来ないが、3月第1週までの動きを見る限り個人的には上昇するようには思えないので2022年3月は自分の円ベース資産はかなり減少することを覚悟しておいた方がいい気がする。配当に悪影響が出る事態までにはならないで欲しいのだが。