はじめに
2020年10月末に退職/完全リタイアしてから5回目の米国株ドル配当を円変換して生活費へ充当を行った。以下ドルベースの配当金の円変換について記しておく。
実際の手続き
今回ドルを円に変換する注文をしたのは12月22日(水)。約定は23日(木)、受渡は24日(金)。
27日に5000ドルから変換された56万9600円のうち50万円をPayPay銀行へ振込指示(当日は出金出来ないので実際の出金は28日)。
PayPay銀行の口座を確認し
28日(火)に50万円入金されていることを確認。
まとめ
2020年10月末に完全リタイアしてから配当金の生活費への充当は以下の通り。
変換時の為替レート部分を抜粋してみると、
完全リタイアして以降はじめて変換時の為替レートが前回比でドル安になってしまった。注文のタイミングを少し後にすれば114円台での変換になったがこればかりは仕方がない。
それに約114円という変換為替レートはこれまでのレートと比べて2番目にドル高であり十分に満足できるレートであるし、自分は一度に最大1万ドルを変換するので為替レートに変動があっても1、2日で1円以上為替レートが変動することはほとんど無い事を考えると、多少日にちをずらしてもその影響は最大でも1万円程度に過ぎない可能性が高いのであまり為替を気にし過ぎる必要は薄いだろう。
また当然日にちをずらすことによって為替レートが更にドル安になる事もある訳なのだから、今回の様に結果的に前回より少しドル安になったからといって気に病む必要は無い。株と同じで為替レートの短期的な変動が読めるのであれば苦労はしない。今まで通り定期的にドル円変換をしていくのが無難と思われる。
今回の生活費充当は50万円で11月に続いて2ヶ月連続だった訳だが、これは完全リタイア後最新のキャッシュフロー想定の配当金年間充当額350万円に合わせるため。2ヶ月連続でドル配当金を生活費に充当するのは、定期的に変換して為替レートの変動平準化を期待する観点からはあまりよろしくない気がするし、2ヶ月連続で手続きを行うのも正直面倒くさい。
とはいえ2021年6月に作成した最新の想定キャッシュフローでは2021年は年間350万円の配当金だったのが、来年2022年以降はAT&T(T)の配当が会社分離に伴い減少するはずなので年間285万円(95万円×3回)としており、2ヶ月連続の配当金充当という状況にはならないだろう。