はじめに

先日2021年7月27日の米国市場閉場後には自分の所有株の一つであるモンデリーズ・インターナショナル（MDLZ）の2021年第2四半期決算発表があった。

他の所有銘柄で投資額の大きいものの確認を優先してしまったが、遅ればせながらモンデリーズの決算内容を以下に整理しておくことにする。

モンデリーズ2021年第2四半期決算概要

以下はモンデリーズ・インターナショナルの企業サイトより引用・抜粋。

• 2021年第2四半期の純売上高（Reported Net Revenues）は66億4200万ドルで前年同期比12.4％増

• 2021年第2四半期の希薄化後1株当たりの利益（Adjusted Diluted EPS）は0.66ドルで前年同期比8.2％増

2021年通期の見通しは以下の通り。

• 既存事業純売上成長率（Organic Net Revenue Growth）：4%超（前回は3%超）
• 調整後EPS成長率（Adj. EPS growth。恒常為替レートベース）：一桁台後半（HSD：High Single Digit）（前回と変わらず）
• フリーキャッシュフロー：30億ドル超（前回と変わらず）

既存事業純売上成長率を前回より気持ち上方修正している。

市場予測との比較

今回の主な決算内容と市場予想とを比べてみると、

• 2021年第2四半期の純売上高（Reported Net Revenues）は66億4200万ドル、市場予想の64億5400万ドルを上回っている
• 2021年第2四半期の希薄化後1株当たりの利益（Adjusted Diluted EPS）は0.66ドル、市場予想と同じ

となっている。

まとめ

上記の様な決算内容を受けてモンデリーズ・インターナショナルの株価は、

2.81%の下落。同日のダウ工業平均が0.36%、S&P 500がそれぞれ0.02%の下落、NASDAQが0.70%の上昇だったのと比べると大きな下落と言える。希薄化後1株当たり利益が市場予想を上回れなかったことが響いたのだろうか。

最後に配当についてだが決算発表と同時に四半期配当を一株当たり@0.315ドルから@0.35ドルへと増配しており割合では11%の増配となる。配当率が税引前で2%台前半と自分の所有銘柄の中ではあまり高い配当率ではないし所有株数も299株と少ないので、自分の配当全体への影響は軽微（税引後で年間3000円弱）なのが残念だが、ここ最近自分の所有している銘柄の配当据え置きが続いているので素直に有難く受け止めておこう。