はじめに
2020年9月半ばに退職して完全リタイアすることを決めて、
その後退職手続き書類一式が届いてから、
約2週間が経過した。
退職まで残り20日程度あるが、準備に漏れがないかどうかと進捗の確認をしておくことにする。
退職手続の進捗確認
以下は上記
で整理した内容をベースにした進捗の確認。
誓約書の提出
これは既に記入・サイン済み。最終出社日に上司のサインをもらって完了予定だが、上司の出社タイミングとの調整が必要か。
PC・携帯などの返却
これは結局最終週にデータの消去となるだろう。一応引継ぎが完了したとはいえ、散発的に自分宛のメールがまだ来るので今の時点でのデータ消去はやや危険。
確定給付企業年金(DB)の取り扱い
これは既に
退職手続書類の内容確認(退職金について)(2020/9/28)
でまとめた通り。税金のことなどを考慮して一括でもらうための書類を記入済み。ただし想定外だったのは、退職金が実際に振り込まれる時期がはっきりしていない事。一応11月には振り込まれる予定との事だが、想定外ではある。
住民税の支払方法選択
これは会社が一括徴収に対応していなかったので普通徴収。退職後に区役所から書類が届くだろう。一括徴収で退職金あるいは10月の給料から差し引いてもらうつもりだったのだが、これも想定外。
離職票の要不要
完全リタイアするので、失業手当をもらう際の離職票は不要。これも書類記入済み。
団体保険の変更
退職後は保険料を少しでも安くするために年払いにするつもりで、保険会社に連絡をして色々確認したのだが、結構想定外の事が多かった。恐らく保険会社や勤務先によって違うのだろう。
手続きを整理すると、
①退職後に勤務先から保険会社に連絡が入る
②①を受けて保険会社から振替用の書類が届く(この時点では年払いにできない)
③②の書類を自分が提出してから年払いへの書類を提出
④自分の保険は6月から入ったので、5月までは普通に月払いで2021年6月から年払い
といった具合。④は仕方がないにしても、①~③は一回の処理で完了すると思っていたので、面倒くささが際立つ。
ちなみに保険料としてはお得な順に、年払い<団体扱い<月払い、となるので年払いにすれば今入っている団体保険料よりもやや安くなる。
保険会社との話は今一つスムーズに進まなかったが、良い機会ではあるので自分の保険について色々確認できたのである意味良かっただろう。以下は確認できた点。
- 自分の保険はクレジットカード払いは不可
- 個人年金(10年確定)の受取は年払いではなく、一括でも可能
- 個人年金を年払いと一括払いにした際の金額の差異
⇒一括払いにすると、10年間の運用がない分総受取額は年払いよりやや安くなる
3番目に関しては、税金(一括の場合は一時所得、年払いの場合は雑所得)や住民税とそれに連動する健康保険料などの違いがあるので、実際に受け取る際にまた判断なのだろう。結構計算が面倒そうだ。
健康保険の選択
これについては以下にまとめている。
退職後の健康保険は任意継続か国民健康保険か検討(2020/10)
これも当初想定していたのとかなり違っていたのだが、5年、10年単位で見れば想定の範囲内には収まりそう。実際の手続きは退職してからか。
国民年金
これについては退職後の手続きなのだが、所用で年金事務所近くに外出する機会があったので確認してきた。
自分が気になった点と回答を以下に示す。居住地や管轄年金事務所によって異なる可能性があるのであくまで自分の場合はこうだったという参考で。
- クレジットカード払いにしたいのだが可能か?
⇒可能 - 付加年金もしたいのだがそれもクレジットカード払いできるか?
⇒可能 - 上記の手続きは年金事務所で完結するか?役所に別途行く必要があるか?
⇒年金事務所で完結するので役所に行かなくても大丈夫 - 退職後すぐに上記書類を提出すればいいのか?
⇒実際には会社の方で年金記録処理が済まないと手続きができない。確認してから書類の提出をしてください
とのこと。
確定拠出年金(DC)の取り扱い(退職後6ヶ月以内)
これは退職後に書類が送付されてから。
まとめ
退職手続きとそれに付随する各種手続きの進捗状況を確認してみた。
退職前にすべきことは大体完了し、退職後の手続きについても一通りのあたりは付けたことになるだろうか。恐らく大きな漏れはないはず。ただ健保には直接確認した方がいいだろう。
それにしても、こうやって振り返ってみると自分の見立てが甘かった為も多分にあるのだろうが、想定外の事が多かった。
全体として許容範囲ではあるのだが、なかなか予定通りに物事は進まないものだ。ある程度余裕を持ったプランニングをしておいて良かったというのが現時点での率直な気持ち。後は退職までに粛々と処理を進めていくことにしよう。