はじめに
2020年9月24日(木)には退職手続き書類が会社から書留で送付されていたのだが、引継ぎの一環としてお客様へのご挨拶等々で出社等していたため平日は受け取れなかった。本日受け取ることが出来たのでその内容で重要と思われる点を整理しておくことにする。
退職まで(2020年10月末)にやる事
誓約書の提出
主に機密保持のための書類。問題は書式に直属上司のサイン欄がある事。基本的には上司もこのコロナ状況下で在宅勤務なのでどうするか。別の方法が無いか要確認。
PC、携帯などの返却
これも当然の処置。面倒なのはデータの完全消去を返却前にする必要がある点。恐らく最終日近くになるのだろう。
確定給付企業年金(DB)の取り扱い
いわゆる退職金を一時金にするか年金にするか、などの選択。基本的には税制上有利と思われ、かつ現在の自分の想定では必要となる退職一時金を選択するだろうが、これはよく確認しておく必要がある。
住民税の支払方法選択
10月以降は会社に属さないので、普通徴収か一括徴収の二択だと思っていたのだが、退職書類を見ると一括徴収はやっていないとのこと。本当は退職金等から引いてくれる一括徴収希望だったのだが、仕方あるまい。
離職票の要不要
完全リタイアするので、失業手当をもらう際の離職票は不要。
団体保険の変更
現在入っている保険の一つが会社の団体扱いになっているので、その変更手続きが必要。
退職以降(2020年11月~)にやる事
健康保険の選択
現在の保険を任意継続するのか、それとも国民年金に入るかの選択。結構金額が変わりそうな気がするので、この選択は慎重に。
国民年金(退職後14日以内)
確か前納するとお得だったり、付加年金制度もあった気がするので、事前に色々再確認しておく必要があるだろう。
確定拠出年金(DC)の取り扱い(退職後6ヶ月以内)
これは期間的に余裕があるのでやや優先度は落ちる。移管手続き書類が送られてくるのも時間がかかりそうだし。
まとめ
もちろん上記以外にも細かいものはたくさんあるのだが、主要なのはこんなところだろうか。
個人的に特に重要視しているのは、以下の4つ
- 確定給付企業年金(DB)(退職一時金)の取り扱い
- 健康保険の選択
- 国民年金
- 団体保険の変更
いずれも自分が考えている完全リタイア後の金銭プランに影響を及ぼしてくる(特に上2つ)。
国民年金は実は当てにしていないのだが、制度内でお得になるように調べておくことは必要だろう。
また、保険については株式市場が万一クラッシュした場合、解約して現金化するなどのオプションも考えておく必要があるだろうし、ここで一度保険会社に自分の加入している保険内容を再確認しておこうと思う。
なかなか完全リタイアの手続きも思ったより面倒くさい。上述の内容で大きな見落としが無ければいいのだが。これを備忘録がわりにしてコツコツと処理をしていこう。