15年以上振りに米国株(JCペニー)を売却(2020/5)

はじめに

先日JCペニー(JCP)が破産法適用申請を裁判所に提出したことは既にまとめているが、その流れを受けて掲題の通りJCペニー株を売却手続きをしたので、その経緯を整理しておく。


売却の経緯

何かおかしいと思ったのは日々更新している日次の資産データの編集中にJCペニー株の動きが無いことに気が付いたこと。

これはあくまで自分がYahoo! Financeで管理しているデータであるが、破産法申請のあった5月15日閉場後では、

次の取引日5月18日閉場後が

翌5月19日が

となりこれ以降変動は無い。

この状況に気が付いたのは5月22日(金)のこと。そこで楽天証券の売却のところで情報確認をしてみると、

と左上にあるようにティッカーシンボルがJCPからJCPNQに変わっており、市場もOTC市場に既に変わっていた。JCペニー株がニューヨーク市場から上場廃止になった連絡が楽天証券から来ると思っていたのだが実際には来なかった。

一応金曜日時点では、楽天証券の場合はOTC市場でも売却は出来るようだったので、慌てて売却指示を出す。

そして売却が成立。

750株を@0.166ドル=124.5ドルから手数料0.62ドルが引かれて123.88ドルが5月27日に口座に入って来る予定。

これまでのJCペニー株への合計の購入金額は11,456ドルだったので、約11,000ドルのマイナスという事になった。


ちなみにOCT市場で購入できるのか

上記の様に所有の750株を全て売却してしまった訳だが、その後1株だけでも残しておいてJCペニー株の行く末がどうなるかをチェックした方が良いのでは?と考え、JCPNQの購入を試みてみたところ、以下の様になった。

「銘柄に関するお知らせ : 2020年5月15日よりChapter11により買付停止」とあるように買付はできない状態になっていた。


まとめ

ということで所有のJCペニー750株はすべて売却処理をしてしまった。そして投資結果は100万円を超えるマイナスということになる。

JCペニーは長い間低迷期間が続いており、いずれこうなる事は自分の中では織り込み済みだったのでショックはそれ程大きくは無い。このブログを書き始めてまもない2018年7月に、バイアンドホールドと無価値証券(失敗事例など)というタイトルの記事を書いた際に、JCペニーにも触れている(その時点で取得価額比マイナス84%ぐらい)。

これからはこの売却が来年の確定申告の際に有効活用できるかどうかを、機会を見て確認していくことにしよう。

最後に1点失敗だったと思うのは、上にも書いた様に750株すべてを売却してしまったこと。1株だけでも残しておいて、その行く末がどうなるかを確認してみたいところではあった。今週にはアマゾンドットコムがJCペニーの資産を買うのでは?という一部報道もあったりもする。ただし、最終的にはJCペニー株は無価値証券となっていただろうとは思うのだが。

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