コカコーラ(KO)2019年第4四半期決算発表(2020/1)

はじめに

先日2020年1月30日に自分が所有しているコカ・コーラの2019年第4四半期決算発表があった。コカ・コーラはここ最近の購入検討対象には入っているのだが、色々な観点から優先順位が低い銘柄。今回の四半期決算を受けて自分の認識が変わるのか変わらないのか、情報を整理しておく。


コカ・コーラ(KO2019年第4四半期決算概要

以下の内容はコカ・コーラの企業サイトより引用・抜粋。

  • 2019年第4四半期の純売上高(Net Operating Revenues)は90億6800万ドルで前年同期比16%増
  • 2019年第4四半期の一時項目を除く1株当たりの利益(Comparable Diluted Net Income Per Share)は0.44ドルで前年同期と変わらず

第4四半期及び通年のHighlightは以下の通り。

RevenuesでOrganic Revenues(Non-GAAP)が7%成長だったが、これは市場予測の4.9%を上回っている。またEPSの最後で、included the impact of an 8-point currency headwindと8ポイント通貨の悪影響を含んでいながら前年同期と同じというのもポイントだろうか。

そして2020年の通期予想は以下の通り。

これが2020年にどう達成されるのかに注目。Comparable EPS (Non-GAAP) (調整後1株利益見通しを$2.25ドルとしているが、市場予想は$2.26ドル。


まとめ

上記の様な決算内容を受けてコカ・コーラの株価は、

1.85ドル上昇し、前日比プラス3.25%となった。決算発表前後の株価チャートは以下の通り。

こういった状況を踏まえて今後のコカ・コーラ株をどうするか。

ブログに書いた前々四半期前四半期、そして今四半期の決算といずれも発表後に株価が上昇するという堅調な決算が続いている。2月7日時点の配当率は2.71%と自分の所有銘柄の中では中の上程度。

過去5年のコカ・コーラ株価チャートとダウ工業平均を確認してみると、

となる。ダウ工業平均の最低値は2016年2月8日の15973.84、最高値は2020年2月6日の29379.77となり、最低値から約83.3%の上昇。一方コカ・コーラの最低値は2015年9月8日の38.13ドル、最高値は2020年2月6日の58.99ドルで、最低値から約54.7%の上昇。ダウ工業平均に比べると株価上昇率は低いが、概ね自分の許容できる範囲の上下で上昇している様に見受けられる。

そう考えると、この辺りでコカ・コーラ株を買い足すのも悪くはない気がするのだがどうだろう。他の銘柄との比較にはなるが、次回2020年3月下旬の購入時には検討対象として入れておくべきだろう。

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