コカコーラ(KO)2019年第3四半期決算発表(2019/10)

はじめに

昨日2019年1018日は所有株の一つであるコカ・コーラ(KO)の2019年第3四半期決算発表があった。前回2019年7月の決算発表時の内容を見た際には、先月の購入時の検討株にしようかと書いていたが、結局前回は検討対象には入れなかった。今四半期の決算発表を受けてコカ・コーラの株価はどうなったのか。まずは決算内容を確認しておくことにする。


コカ・コーラ(KO2019年第3四半期決算概要

以下の内容はコカ・コーラの企業サイトより引用・抜粋。

  • 2019年第3四半期の純売上高(Net Operating Revenues)は95億ドルで前年同期比8%増
  • 2019年第3四半期の一時項目を除く1株当たりの利益(Comparable Diluted Net Income Per Share)は0.56ドルで前年同期比1.75%減

第3四半期のHighlightは以下の通り。

内容はまちまち。Revenuesは良かったが、Marginは通貨や買収の影響もあり前年比減少している。

そして2019年の通期予想は以下の通り。

通期予想は堅調に見受けられる。Updatedとある項目はポジティブなものへと変化したものばかり。


まとめ

売上高の市場予測94億3000万ドルを上回り、一時項目を除く1株利益は0.56ドルとアナリスト予想と一致という結果で、コカ・コーラの2019年第3四半期、2019年の通期予想は第2四半期に続いて好調だったと言える。目立った不安要素は為替の変動が与える影響ぐらい。

それを受けて昨日の株価は、

と1.84%の上昇。ダウ工業平均、S&P 500が以下の様に低調だったことを考慮すると、市場もコカ・コーラの第3四半期決算、通期予想をかなり評価したのではないかと思う。

ただし、前四半期7月23日の決算発表時からコカ・コーラの株価はほぼ変わっていない。

これを踏まえてどうするか。

ここ最近のコカ・コーラ株、また過去5年を見ても堅調な状態が続いている。以下は過去5年のコカ・コーラの株価チャート。

基本的には右肩上がりであり、株価の変動幅は自分が所有している銘柄の中では安定している様に思われる。

資産(株価)の上昇を狙うか、(比較的)安定を狙うかによってコカ・コーラ株を買い足すかどうかが決まってくる。安定を求めたい気もあるのだが、今時点で早期リタイアあるいはリストラした/された場合、現時点の資産、配当ではまだ不安があるので、株価/配当が大きく上昇する可能性がある銘柄にどうしても目が行ってしまう。安定している銘柄は、逆に言うと株価/配当の大きな上昇は見込めないということでもあるからなあ。

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