酷かった2018年と今年2019年クリスマスの米国株資産額の比較

はじめに

2019年の米国市場も明日、明後日と残り2日になり、今年は個人的にはかなり好調な年となりそうである。一方で、昨年2018年の同時期はかなり酷い目に遭っていたので、戒めの意味を込め昨年の状況を踏まえて、1年後の雑感を記述しておく。あくまで雑感であって、詳しい年間の経緯については、12月が終了してから2019年のまとめを書く際に整理することにする。


2018年12月の惨状

2018年の12月25日には上のリンクにも書いたが、

と、1日で500万円超のマイナス、そして資産1億円割れという惨憺たる状況だった。ここでは原因の詳細は割愛するが、この時期はいわゆる「弱気相場」入りしたのではないか、という懸念から株式投資から資金が引き上げられたことが大きかった気がする。

ちなみに「弱気相場(bear market)」はThe Vanguard Group(ヴァンガード・グループ)の定義(2011年7月17日)によれば、

“While there’s no agreed-upon definition of a bear market, one generally accepted measure is a price decline of 20% or more over at least a two-month period.”

ということらしい。訳してみると、「ベアマーケットの定義は明確ではないが、一般的に受け入れられている指標の一つは、少なくとも2ヶ月間で20%以上の値下がり」と言ったところ。

まあそういった流れに歯止めがかからない状況で、2018年9月末の月末最高1億2900万円からこの時点で3,000万円の資産減少となっていた。結果として2018年12月末には何とか1億円を回復したので、月末ベースでの1億円割れとはならなかったのだが。


2018年12月25日と2019年12月25日の比較

単純に金額を比較すると、143,024,184-97,457,439=45,566,745円の増加。この間に400万円の追加投資をしているので、それを差し引くと41,566,745円の増加となる。

投資資金を入れると約46.75%の増加、投資資金を差し引いても約42.65%の増加だった。


まとめ

今振り返ってみても昨年の今頃は酷かったなあ。その際に書いた記事では凹み具合を前面には押し出さず、それを踏まえてどうするかを中心に整理していたが、1億円台はそこまで約2年キープ出来ていたので、実のところ2018年の月中1億円割れにはかなり凹んでいた。

結局その後も自分の投資スタイルは変えることなく2019年を過ごしてきた訳だが、結果としては2018年12月25日と2019年12月25日を比べると40%超の資産増。

ただ注意しなければならないのは、あくまで最低時点との比較であるという点。自分では最低の時点(底値)であるかどうかはその時点では分からない。例えば2018年9月末の資産129,742,806円と比較すると、2019年12月25日は約7%の上昇に過ぎないことになる。

結局のところ、こういった期間の設定は自分が恣意的に出来るわけで、その設定によっては結論が大きく変わってきてしまう。本当は2018年と2019年のクリスマスを比べると、これまで通りの投資スタイルで良かった、というまとめを書くつもりだったのだが、書いている内に単純にそうは言えないというまとめになってしまった。

まあこういった気づきを得るためにブログを書いている側面もあるので、今後の自分の投資検討の際には、自分の過去の振り返りは勿論、報道されている記事についてもそのデータがどういう切り取り方をされているかに気を付けるようにしたい。

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