【米国株投資開始から19年目突入】2019年7月末米国株資産

投資開始からの期間

20017月から数えて217ヶ月目(181ヶ月目)。


資産動向考察

本記事はあくまで20197月末時点での資産の考察。20198月初期の株価急落については別途言及することにして、あくまで2019年7月末段階の情報、自分の考えをまとめていくことにする。

20197月末の円ベース資産は以下の様になった。

20197月末は6月末に比べて約460万円のプラスで2ヶ月連続の上昇。1年前の20187月末時点の資産と比べると、当時は約1億2280万円ほどだったので約250万円の増加。ただし、これにはその後投資した約420万円が含まれていないので、実際には170万円程度のマイナス。とはいえ201810201812の急落を思い出せば、思ったよりも早く回復してきたと思える。このままの調子で行ってほしいのだが。

以下は20197月のダウ工業平均のチャート。

ダウは731日に大きく落ち込んだが、それでも7月全体はややプラス。731日大きく凹んだのは、米国の利下げ決定の報道がなされたため。概要は以下の通り。

米連邦公開市場委員会(FOMC)はここ10年余りで初の利下げを決定したが、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見での発言が利下げ継続への期待をしぼませた。具体的には0.25ポイントの利下げ決定について、下振れリスクに対する保険だとしサイクル中盤での政策調整であり長期的な緩和局面の始まりではないとの見解を示したため。その後、追加利下げの可能性は排除していないとの発言を受けて下げ渋った一方で、トランプ大統領はパウエル議長は利下げ幅について「われわれを失望させた」とツイートした。これによって市場全体が下落。

20197月の主な出来事はあまり多くはないが以下の通り。下旬からは個別所有株の2019年第2四半期決算発表の方に注目していたせいもある。

10日:FRBのパウエル議長は、通商摩擦や世界経済の減速に伴なう米経済への 影響に対処すべく必要に応じて行動すると議会で証言し、月末のFOMC(連邦 公開市場委員会)での利下げを示唆した。また、6月のFOMCの議事要旨が公表され、米経済のリスクが低下しない場合参加者の多くが利下げが必要になると みていることが明らかになった。利下げ観測が強まり株価が上昇した

31日:上記に加えて、先月の首脳会談で協議再開に合意して以降、初の交渉となった中国・上海での米中の閣僚級協議が終了。双方ともに協議は建設的だったと評したが、進展はほとんどなかったとみられ、交渉は長期化する見通し。次回の会合は9月に米国で開催予定。

自分の6月末と7月末のポートフォリオは以下の通り。

2019628日】

2019731日】

こうやって6月末時点と7月末時点の自分のポートフォリオを並べてみると、思ったほど差が無いことに気が付く。どう計算しても冒頭の円ベースの約460万円増にはならないと思う。と書いて気が付いたが、これは前にもどこかで書いたが楽天証券の資産が日本時間の7月末でまとめられており、米国との時差分が反映されていないためだろう。上に書いた7月31日のパウエル議長の発言は、日本時間で言えば8月1日の0時過ぎに行われているので。

まあ区切りの問題なので、データの切り取り方が首尾一貫していれば個人的には大きな問題はないだろう。


個別株

2019年7月の所有個別株で気になる銘柄は、大体四半期決算発表の際に言及している。

ボーイング(BA)

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)

シティグループ(C)

ゼネラル・エレクトリック(GE)

アルトリア・グループ(MO)

AT&T(T)

エクソン・モービル(XOM)


為替

先月終値:2019630 1ドル=108.39

今月終値:2019731 1ドル=108.75

1ドルあたり0.36円、割合で言うと0.3%のドル高とほぼ変わらず。5月から3ヶ月、月末終値ベースではいずれも108円台となっている。


まとめ

累計投資:76,000,000円(今月追加投入なし

米国株:125,165,113

外貨MMF36,123

USドル:85,314

日本円:51,022

資産:125,337,572

累計損益(累計投資と資産より):49,337,572/64.9%

20197月は米国利下げに関連して市場が大きく動く局面があったが、トータルで見た場合自分のポートフォリオは好調だったと言えるだろう。自分が所有している銘柄の四半期決算も発表され始めたが、2019510に発動した対中追加関税の影響は思ったよりも少ない企業が多かった。特に自分のポートフォリオで割合の高い銘柄に大きな影響がなかったのが救いだろう。

今後は米国の利下げが実際にどのタイミングで、どの程度なされるか、そしてそれに関連するFRB議長パウエル氏、トランプ米大統領の発言によって、どう動くか分からない。

ある程度株価に織り込み済みで、サプライズがなく利下げが行われるのが、個人的には望ましいだがさてどうなるか。上にも書いた731日のFRB議長パウエル氏、トランプ米大統領のツイートの様に、ゴタゴタするのは勘弁してほしいところ。

後は再開された米中貿易交渉がどうなるか。これも想像がつかないところ。結局この問題はまだ落ち着いていない訳で(実際にはこれを書いている2019年8月6日現在は酷いことになっているのだが…)。

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