配当金生活に向けて
2019年6月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2019年6月 | BOEING CO | 2.055 | 190 | 280.043 | 30,108 | 107.52 |
2019年6月 | EXXONMOBIL | 0.87 | 950 | 592.76 | 63,727 | 107.51 |
2019年6月 | KELLOGG CO. | 0.56 | 370 | 148.62 | 16,000 | 107.66 |
2019年6月 | DOW INC | 0.7 | 85 | 42.69 | 4,596 | 107.66 |
2019年6月 | KRAFT HEINZ CO | 0.4 | 99 | 28.42 | 3,059 | 107.66 |
2019年6月 | CHEMOURS CO | 0.25 | 40 | 7.2 | 775 | 107.66 |
2019年6月 | MCDONALDS CORP | 1.16 | 120 | 99.84 | 10,740 | 107.58 |
今月の受取配当で前回と違いがあった銘柄は、以下の2銘柄。
エクソン・モービル(XOM):
前四半期の一株あたり配当が@0.82ドルだったのが、今回は@0.87ドル。割合にすると約6%の増加
ダウ・インク(DOW):
ダウ・デュポン(DWDP)の三社分割から、スピンオフ/入庫されたダウ・インクの配当が今回から入って来るようになった。2019年6月末の時点のダウ・インクの株価が@49.31ドル、年間配当が2.8ドルなので、配当率は5.67%となっている
まとめ
税引後ドルベース配当:1,199.56ドル
税引後円換算配当:129,005円
平均為替レート:1ドル=107.5436円
今月の税引後受取配当に関して気になった点は2つ。
一つ目は、既述の通りダウ・インクの配当が受け取れるようになった事。配当率が2019年6月末時点で5.67%と、自分の所有している銘柄の中でもかなり高い配当率になっている。ただし、スピンオフしてからの株価の方はあまりよろしくない。以下はダウ・インクが上場してからの株価チャート。
右肩下がりといっていいと思う。まだ分社化したばかりであるので、今後ダウ・インク配当がどうなっていくのかは、過去の配当傾向から予想することが難しい。そういった点を考えると、配当率の高さだけに気を取られるのはやや危険な気がする。三社分割後のそれぞれの四半期決算発表を待ってから判断する方が無難だろう。
そして二つ目は、今月も受取配当の為替レートがドル安になっていること。過去3ヶ月の受取配当の為替レートは以下の様になっている。
2019年6月:1ドル=107.5436円
2019年5月:1ドル=109.29円
2019年4月:1ドル=110.69円
何度も書いているように、為替は如何ともし難い。今はまだサラリーマンとしての収入があるのでそれほど影響は無いのだが、引退生活となった場合には、この配当金を再投資ではなく生活資金として「円」で使うことになるので、より影響度が大きくなる。配当金生活の際の配当金の為替レートについては、自分の中で整理しておく必要があるだろう。