GEからのスピンオフでワブテックが入庫されたので取得価額を再計算

はじめに

2019年2月21日に楽天証券から連絡のあったゼネラル・エレクトリック(GE)からワブテック(WAB)のスピンオフが完了し自分の口座に入庫されたので、それに伴って両社の取得価額を再計算しておく。

というのも自分の楽天証券口座に入庫されたワブテックの情報が、

という様に平均取得価額が「0」になってしまうため。自分のポートフォリオ管理としては、あくまでGEに投資した金額のを費やしてワブテック株を入手したものとしているので、平均取得価額がゼロになることはない。


取得価額の再計算

まず楽天証券からの入庫連絡は以下の通り。

再計算の手順は以下の通り。

①まず今までにGE株購入に費やした金額/株数を確認する。

今までのGEの購入履歴は以下の通り。

2001年11月:購入金額1,679ドル。取得株数40株。取得価額@41.975ドル

2002年11月:購入金額1,603.5ドル。取得株数60株。取得価額@26.725ドル

2003年11月:購入金額4,401ドル。取得株数150株。取得価額@29.34ドル

2009年9月:購入金額11,989.25ドル。取得株数700株。取得価額@17.1275ドル

2010年12月:購入金額12,626.25ドル。取得株数700株。取得価額@18.0375ドル

2017年12月:購入金額13,989.6ドル。取得株数800株。取得価額@17.487ドル

2018年9月:購入金額16,443.6ドル。取得株数1,400株。取得価額@11.7454ドル

今までGEに投資した金額の合計(手数料含む)は62,732.2ドル、保有株数は3,850株となる。

②上記楽天証券からの連絡の通りWABが付与される権利落日が2019年2月26日なので、その時点のGE3,850株とWAB20株が①の金額で手に入れられたことになる。

③従って総投資金額を合計株数で割れば一株当たりの取得価額が分かることになる。62,732.2÷(3,850+20)=16.2098…

④GE株、WAB株それぞれ平均取得価額を@16.2098として今後管理する。

他にも計算/管理の仕方はあるかもしれないが、今までこの計算方法で管理してきたので今回も同じやり方を踏襲しておく。


まとめ

GEの方はスピンオフ前の平均取得価額が@16.294…だったので、一株あたり@0.09ドル取得価額の減少となった。付与の割合がGE1株当たりWABを0.005371株なので、まあそんなものだろう。

2月下旬のワブテックの株価は凡そ70ドル台前半が続いており、20株入庫されたので1,500ドル弱資産が純増したことになる。

上記の様に、本来所有しているだけで新たに株が付与されるスピンオフは基本的に有難いのだが、スピンオフ元となったGEの今の状況を考えると中々判断が難しいところ。スピンオフの発表以降にもバイオ医薬品事業をダナハーに売却することを発表しているので、やはりGEが3月14日に公表するとみられている2019年見通しに注意する必要があるだろう。

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