【米国株投資開始から23年目に突入】2023年7月末米国株資産

投資開始からの期間

2001年7月から数えて265ヶ月目(22年1ヶ月目)。


資産動向考察

2023年7月末の円ベース資産は以下の通り。

2023年7月末の円ベース資産は前月末に比べて約365万円(約2.3%)の減少。7月には生活費充当のため配当金を100万円引き出しているので、それを差し引くと約265万円の減少となる。

2023年7月の市場推移

【ダウ工業平均】

2023年6月末終値:34,407.60

2023年7月末終値:35,559.53

2023年6月末/2023年7月末終値差異:3.35%上昇

【S&P 500】

2023年6月末終値:4,450.38

2023年7月末終値:4,588.96

2023年6月末/2023年7月末終値差異:3.11%上昇

【NASDAQ】

2023年6月末終値:13,787.92

2023年7月末終値:14,346.02

2023年6月末/2023年7月末終値差異:4.05%上昇

2023年7月の米国株式市場はダウ工業平均が3.35%、S&P 500が3.11%、NASDAQ総合が4.05%いずれも上昇する結果となった。先月6月も3市場とも4.5%を超える上昇だったのに引き続き、7月も3%を超える上昇と月末ベースでは堅調な推移が続いている。

7月にあった主な出来事

  • 米企業の四半期決算が本格化

米国企業の主に2023年4~6月期/第2四半期の決算発表が7月半ばから本格化している。これを書いている8月時点も含めると、S&P 500構成企業では1株当たり利益がアナリスト予想を上回った企業の割合は約79%で2021年第3四半期以来の高水準。一方で売上高がアナリスト予想を上回った企業の割合は約64%で2020年第1四半期以来の低水準となっているとのこと(リフィニティブ調べ)。あくまで市場予想に比べての話であり、この傾向が今後の米国市場を考える上で役に立つのかは不明。

  • AT&Tに鉛被覆ケーブルの問題が報道

自分の所有銘柄であるAT&Tは2023年第1四半期決算のキャッシュフロー懸念先月6月のまとめでも触れたAmazonプライム会員向け格安携帯サービス参入報道などもあり低調な株価が続いていたのだが、7月の決算発表前に有線に使用する鉛被覆ケーブルに関する問題が報道された。

自分のポートフォリオで大きな割合を占めるAT&T株に上記の様な懸念材料が複数存在するのは厳しい状況。幸いにもキャッシュフローに関しては第2四半期決算で不安は和らいだのだが、これら懸念材料が払拭されない限りは株価の上昇余地は残念ながら限られてしまうのだろう。

2023年7月25日、26日にはFOMC会合が開催され、前回6月は据え置きだった政策金利が0.25%引き上げられることになった。ただ市場の予想範囲内ではあり、株式市場は開場後上昇したものの最終的には前日とほぼ変わらずで終えている。

ポートフォリオ

2023年6月末と2023年7月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。

【2023年6月30日】

【2023年7月31日】

2023年7月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の2銘柄。

ボーイング(BA):13.1%上昇

チャーター・コミュニケーションズ(CHTR):10.3%上昇

所有25銘柄中17銘柄が上昇、8銘柄が下落となっていたが、ポートフォリオ全体ではポートフォリオに占める割合が多い銘柄で下落しているものが多かったこともあり、前月比7600ドル、割合にすると0.7%の増加に留まっている。先に挙げた米国市場の上昇振りと比べると自分のポートフォリオの低調さが際立っている。


為替

先月終値:2023年6月30日1ドル=144.32円

今月終値:2023年7月31日1ドル=142.28円

2023年7月のドル円為替レートは前月に比べて1ドルあたり2.04円、割合で言うと1.41%のドル安。3ヶ月続いたドル高が終わり、このドル安と冒頭に書いた100万円の生活費充当が相まって円ベースの資産は前月比減少という事になった。


まとめ

累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)

米国株:151,896,103円

外貨MMF:48,949円

USドル:2,055,341円

日本円:509,557円

資産:154,509,950円

累計損益(累計投資と資産より):74,509,950円/93.1%

累計引落額:9,500,000円(今月引落し100万円)

2023年7月はドルベースの米国株ポートフォリオは前月より気持ち程度上昇はしたが市場に比べるとかなり見劣りがし、更に生活費充当と為替を加味した円ベースでは前月比マイナスと不満が残る月となった。自分の米国株ポートフォリオが市場に比べてパッとしないものである事を改めて再認識させられた。

23年目に突入した自分の米国株投資スタイルはバイアンドホールド/長期投資であり、資産の増加よりは配当金によるインカムゲイン重視であるため、単純に市場と比較することにそれほど意味はないのだがやはり気が滅入ってしまう。

何とか8月は市場に迫る資産増となって欲しいものだが、これを書いている8月下旬の時点では市場の低迷とも相まって期待出来そうにはない。何とか傷口が小さく済んでくれることを願いたい。

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