投資開始からの期間
2001年7月から数えて297ヶ月目(24年9ヶ月目)。
資産動向考察
2026年3月末の円ベース資産は以下の通り。

2026年3月末の円ベース資産は前月末に比べて約600万円(約1.9%)の減少。ただし下記の米主要3指数のチャートで大きく上昇している3月31日の上昇分は含まれていない(恐らく楽天証券が日本時間の3月31日で上の資産推移を〆ているため、米日付の3月31日分は反映されない)。また中東情勢により以下で記述する米国市場の下落振り、そして生活費として100万円を充当したことを考えると、この程度の減少で済んでいるのは望外と言える結果。
2026年3月の市場推移
【ダウ工業平均】
2026年2月末終値:48,977.92
2026年3月末終値:46,314.51
2026年2月末/3月末終値差異:5.38%下落

【S&P 500】
2026年2月末終値:6,878.88
2026年3月末終値:6,528.52
2026年2月末/3月末終値差異:5.09%下落

【NASDAQ】
2026年2月末終値:22,668.21
2026年3月末終値:21,590.63
2026年2月末/3月末終値差異:4.75%下落

2026年3月の米国株式市場は、2月28日の米・イスラエルによるイラン大規模攻撃が市場に重くのしかかり、月間を通してほぼ下落傾向が続くことになった。3月31日は事態鎮静化への期待から大きく反発したが、翌4月1日閉場後に行われたトランプ大統領の米国民向け演説が目新しいものがなく失望を誘うものであったため、事態の行方は未だ不透明。
月間ではダウ工業平均が5.38%、S&P 500が5.09%、NASDAQ総合が4.75%いずれも大幅下落となっている。ダウ工業平均の下落が一番大きいが、前月2月にダウは僅かながら上昇している一方、S&P 500とNASDAQ総合は2ヶ月連続の下落となっている。
またNASDAQ総合は3月26日、ダウ工業平均は3月27日に直近の最高値から10%以上下落する調整局面に突入している(S&P 500は調整局局面とはなっていない)。
3月にあった主な出来事
- 2月28日(土)にアメリカ・イスラエルがイランに対して開始した大規模攻撃は収束せず
3月は何は無くともこの件が米株式市場のほぼ全てに影響を及ぼしていた。上述の米主要3株式指数のチャートが表す通り、事態が長引くにつれて下げ幅を拡大しているのが判る。
そして上述した通り、3月31日に事態鎮静化への期待から大きく反発したが、翌4月1日閉場後に行われたトランプ大統領の米国民向け演説が目新しいものがなく事態がいつどういう形で収束するのかは判らないままとなっており、4月もこの件が市場の大きな変動要因になることだろう。
新たな変動要素である中東情勢を踏まえて、FRBが現状の「雇用の最大化」、「物価の安定」と言う2つの使命をどう見ているのかが非常に注目されていた2026年2回目のFOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)では、金利の据え置き、四半期に一度の経済予測要旨では年内1回の利下げという点は予想通りだったものの、発表後にパウエル議長が会見で中東情勢の不確実性を度々強調し、利下げの時期が遅れる可能性を示唆したことを受けて米国株式市場は元々中東情勢や当日の米生産者物価指数(PPI)を受けて下落していた下げ幅を一層拡大することになった。
その際のCMEフェドウォッチツールでは経済予測要旨の年内1回の利下げではなく、2027年の利下げが最有力となっており(1週間前のCPI発表時は9月の利下げが最有力だった)、FRBの金利政策も不透明さを増すことになった。
ポートフォリオ
2026年2月末と2026年3月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。
【2026年2月27日】

【2026年3月31日】

2026年3月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の8銘柄。
ボーイング(BA):12.5%下落
ケマーズ(CC):20.8%上昇
ダウ・インク(DOW):35.5%上昇
GEエアロスペース(GE):17.1%下落
GEヘルスケア・テクノロジーズ(GEHC):15.5%下落
プロクター・アンド・ギャンブル(PG):13.6%下落
フィリップ・モリス(PM):11.5%下落
エクソン・モービル(XOM):11.3%上昇
ボーイングとボーイングにエンジンを供給しているGEエアロスペースが下落したのは燃料価格上昇、中東情勢による航空需要の減少によるものと思われる。
ケマーズ、ダウ・インクは前月に続いて10%を超える上昇。Basic Materialsセクターの中でも先月は13.9%上昇したデュポン・ドゥ・ヌムール(DD)は8%を超える下落となっており、明暗が分かれる形となった(コルテバ(CTVA)は4.5%上昇)。
また昨年2025年12月に5年振りに買い足したプロクター・アンド・ギャンブルとフィリップ・モリスが奇しくも10%を超える下落。両社はいずれもConsumer Defensiveセクターであり、自分が所有しているConsumer Defensiveセクターのその他銘柄クラフト・ハインツ(KHC)、コカ・コーラ(KO)、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)、アルトリア・グループ(MO)も軒並み下落となっているため、セクター全体が低調だったようだ。
エクソン・モービルは中東情勢によるエネルギー供給懸念からの原油高もあって10%を超える上昇となったが、中長期的にどうなるかは不透明。
自分の所有26銘柄中では上昇が6銘柄、下落が20銘柄と下落が大勢を占めたのだが、ポートフォリオに占める割合の上位3銘柄シティグループ(C)、AT&T(T)、エクソン・モービル(XOM)がいずれも上昇(シティは2.9%、AT&Tは3.5%)したため、全体では1万ドル強、割合では0.55%の減少にとどまっている。
3月の自分の資産の動きの詳細については以下を参照。
2026年2月の米/イスラエルによるイラン攻撃後初めての米国市場
米/イスラエルのイラン攻撃が起こった2026年3月第1週の資産
米/イスラエルのイラン攻撃から2週経過後の資産(2026/3)
米/イスラエルのイラン攻撃から3週経過後の資産(2026/3)
米/イスラエルのイラン攻撃から4週経過後の資産(2026/3)
米/イスラエルのイラン攻撃から5週経過後の資産(2026/4)(週半ばまで3月)
為替
先月終値:2026年2月27日 1ドル=156.06円
今月終値:2026年3月31日 1ドル=158.72円
2026年3月末のドル円為替レートは前月に比べて1ドルあたり2.66円、割合で言うと1.70%のドル高。
有事のドル買いの言葉通り、中東情勢の不透明さから円に対してだけではなく、他の通貨に対してもドルが買われる月となった。ただ2026年1月にレートチェックがあった1ドル=160円台が意識されているようで、一時160円台を超える局面もあったが長続きはしておらず、160円を大きく超えてもいない。
まとめ
累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:294,865,851円
外貨MMF:60,286円
USドル:2,297,467円
日本円:3,903,018円
資産:301,126,622円
累計損益(累計投資と資産より):227,078,833円/283.8%
累計引落額:19,000,000円(今月100万円引き落とし)
2026年3月は繰り返しとなるが、米・イスラエルのイラン大規模攻撃の情勢が株式のみならず為替や原油価格など市場すべてに影響を及ぼした月だったと言えるだろう。結局、いつ事態が収束するのか、そしてその影響がどの様な形で表れてくるのかが焦点となっており、その他個別の出来事も中東情勢の影響との関連が色濃く出ていた。
自分の資産はこのひと月は幸運にも悪影響は市場よりも軽微で、2月に続いて円ベース資産は3億円台を維持することが出来たが、今後もその状況が続くとは限らない。中東情勢の影響が4月の経済指標及び4月半ばから本格化する米企業の四半期決算に表れてくるのかに注意しておきたい。何とか事態が好転して踏みとどまって欲しいものだが、どうなるだろうか。