【4年間配当据え置きのシティが増配発表】2023年7月米国株配当

2023年7月米国株受取配当

2023年7月の米国株受取配当状況は以下の通り。

ドルベースの税引前一株当たり配当を加えた表を作成すると以下の様になる。

約定月銘柄単価数量受渡金額[円]
2023年7月COCA COLA CO.0.4637017,632
2023年7月KRAFT HEINZ CO0.4994,100
2023年7月ALTRIA GROUP INC0.941,200114,024
2023年7月PHILIP MORRIS1.231910013,667
2023年7月PHILIP MORRIS0.0381100377
2023年7月MONDELEZ INTL0.38529911,473
2023年7月GENERAL ELECTRIC0.084813,862
2023年7月CISCO SYSTEMS0.391003,918

2023年7月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はなし


2023年7月の配当発表銘柄

2023年7月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。

*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄

*配当は税引前一株当たり配当

ティッカー銘柄発表日権利落日権利実施日配当回数
Kケロッグ2023/7/282023/8/312023/9/150.61回目
XOMエクソン・モービル2023/7/282023/8/152023/9/110.914回目
MDLZモンデリーズ・インターナショナル2023/7/272023/9/282023/10/130.4251回目
CCケマーズ2023/7/262023/8/142023/9/150.2521回目
MCDマクドナルド2023/7/252023/8/312023/9/181.524回目
CTVAコルテバ2023/7/212023/8/312023/9/150.161回目
WABワブテック2023/7/202023/8/112023/8/280.173回目
Cシティグループ2023/7/202023/8/42023/8/250.531回目
KOコカ・コーラ2023/7/192023/9/142023/10/20.463回目
PGプロクター・アンド・ギャンブル2023/7/112023/7/202023/8/150.94072回目

2023年7月の配当発表銘柄で前回と違いがあったのは以下の4銘柄。

シティグループ(Ⅽ):前四半期の一株あたり配当が@0.51ドルだったのが、今回は@0.53ドル。割合にすると3.9%の増加

コルテバ(CTVA):前四半期の一株あたり配当が@0.15ドルだったのが、今回は@0.16ドル。割合にすると7%の増加

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ):前四半期の一株あたり配当が@0.385ドルだったのが、今回は@0.425ドル。割合にすると10.4%の増加

ケロッグ(K):前四半期の一株あたり配当が@0.59ドルだったのが、今回は@0.60ドル。割合にすると1.7%の増加

この中ではまずシティグループが16回(4年間)据え置きだった配当を久々に増配したのが目に付く。割合も約4%増となかなか。今年2023年春先には米地銀が破綻して一時金融不安もあったことを考えると望外の増配だったと言える。

またモンデリーズの増配が10%を超えている。先日のモンデリーズ2023年第2四半期決算発表では、「過去9年間のうち8年間で2桁の増配」と増配率の高さを強調していたが確かに中々の配当増。ただし配当率自体は現在税引前で2%台前半とそれ程でもないのは残念。


まとめ

【2023年7月】

税引後円配当:169,053円

【2023年1月~7月末】

税引後円換算配当:2,147,583円

2023年7月の受取配当は特筆すべきことはなし。ただし6月から米国株の受取配当をドルから円に変えているため実際の為替レートが分からないのだがドル高の恩恵は確実に受けているだろう。

配当発表では春先の状況では増配は今年もないだろうと思っていたシティが4年間据え置きだった配当を増配してくれたのが大きい。とはいえ銀行株の配当は今後バーセルIIIの資本増強の影響を受ける可能性が高い点が懸念。シティがこれから毎年の増配を維持してくれるといいのだが。

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