【昨年の年間受取配当を11月で上回る】2024年11月米国株配当

2024年11月米国株受取配当

2024年11月の米国株受取配当状況は以下の通り。

ドルベースの税引前一株当たり配当を加えると以下の様になる。

約定月銘柄単価数量受渡金額[円]
2024年11月JP MORGAN CHASE1.2510013,596
2024年11月BRISTOL-MYERS0.602,200144,193
2024年11月AT&T INC.0.27757,990242,204
2024年11月GE HEALTHCA TECH0.03160530
2024年11月PROCTER&GAMBLE1.006512914,318
2024年11月CITIGROUP INC0.565,750355,795
2024年11月WABTEC CORP0.2020435

2024年11月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はJPモルガン・チェース(JPM)。前四半期の一株あたり配当が@1.15ドルだったのが、今回は@1.25ドル。割合にすると8.7%の増加。

JPモルガンは年初の2024年2月の税引前受取配当が@1.05ドル、5月の税引前受取配当が@1.15ドル、前回8月の税引前受取配当も@1.15ドル、そして今回11月の税引前受取配当が@1.25ドルと年間で2回の増配となっている。


2024年11月の配当発表銘柄

2024年11月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。

*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄

*配当は税引前一株当たり配当

ティッカー銘柄発表日権利落日権利実施日配当回数
GEHCGEヘルスケア・テクノロジーズ2024/11/212025/1/142025/2/140.0351回目
CSCOシスコ・システムズ2024/11/132025/1/32025/1/220.404回目
XOMエクソン・モービル2024/11/12024/11/142024/12/100.991回目

2024年11月の配当発表銘柄で前回と違いがあった銘柄は以下の2銘柄。

エクソン・モービル(XOM):前四半期の一株あたり配当が@0.95ドルだったのが、今回は@0.99ドル。割合にすると4%の増加

GEヘルスケア・テクノロジーズ(GEHC):前四半期の一株あたり配当が@0.03ドルだったのが、今回は@0.035ドル。割合にすると17%の増加

GEヘルスケアは2023年1月にゼネラル・エレクトリック(GE)から分離して以来、一株あたり@0.03ドルだった配当が初めて増配となっている。ただし所有数は少ないので全体に与える影響が軽微なのは残念。


まとめ

【2024年11月】

税引後円配当:771,071円

【2024年1月~11月末】

税引後円換算配当:4,462,563円

2024年11月の配当は、受取では所有数の多い銘柄が重なり70万円超。前回10月の配当まとめでは

「長期的にはFRBと日銀の金利政策からドル安傾向になるとは思っているのだが、11月の米大統領選でトランプ氏が勝利したことを受けて、短期的な為替の変動とそれが受取配当に与える影響にも注意しておきたい。」

と為替の懸念をしていたのだが、実際には前四半期8月の受取時よりも各銘柄の受取配当は増加するという結果になった。

また配当発表銘柄ではGEヘルスケアとエクソンが増配を発表しており、エクソンの方は四半期の受取配当が大きいので堅実な増配は嬉しい限り。

そして年初から11月末の累計受取配当(税引き後)は4,462,563円となり、前年2023年の受取配当合計4,203,148円を1ヶ月残して上回ることが出来た。

ただしこれは2023年末時のドル円為替がドル安になるだろうという見立てに反して2024年はドル高が一層進んだためであり、今後もこの為替水準が続くとは思えない。この円ベースでの受取配当が当たり前だとは思わないように気を付けたい。

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