はじめに
先週末ようやく退職金の振り込み完了連絡が封書で来たので、本日2021年1月25日に銀行に行き振込の完了を確認してきた。
以下に退職金が振り込まれたことに付随する色々を整理しておくことにする。
退職金に関するあれこれ
退職金振込のタイミング
本来なら2020年10月末退社であるので、遅くとも2020年末には退職金が振り込まれるのだろうなあ、と漠然と想定していたのだが、既に以下でまとめた通り
想定よりも遅れることになってしまった。ただ、1月中に振り込まれたのは大きい。というのも住民税の支払が1月末(実際には祝日なので2月1日)なので、それに間に合ったのは良かった。足りなくなるという訳では無いのだが、
退職(完全リタイア)後の住民税の実際(2020/12/14)
で書いた様に、退職後の2020年11月から2021年5月までの7ヶ月分を一括支払いする必要があるので6万×7ヶ月分=42万円の支払いが必要で、それが引き落とされると月末のその他引落を含めると引き落とし口座の残高は100万円を切っていたはず。
退職金の額
退職金の額については
退職手続書類の内容確認(退職金について)(2020/9/28)
で想定していた通りの金額「9,444,500円」が振り込まれていた。
送られてきた振り込み通知を見ると、
控除額も9月に計算した通りで一括受取で税金無し。またこの退職金に関しては、会社から税務署へ書類を提出している(はず)なので、確定申告への反映は不要。
退職金を含めた今後のキャッシュフロー作成
ようやく退職金が振り込まれ、これで退職後のキャッシュフローを再精査することが出来るようになった。
来月末退職/完全リタイア、キャッシュフロー再確認(2020/9)
でまとめた時から、色々調べたり、処理を進めたりして住民税、健康保険(任意/国民健康保険)などより精度の高い完全リタイア生活のキャッシュフローが作成できると思う。というよりはしなければならない。
まとめ
退職金が振り込まれたのを機に色々書いてみたが、書きながら思ったのは、
- 精神的に一気に楽になった
- ただ油断せずに今後のキャッシュフローを精査しよう
という2点。
1点目については、完全リタイア後に国民年金、任意継続した健康保険を2021年3月分まで支払ってそれなりのまとまった出費があり、当たり前だが給料が入ってこなくなったので、引き落し口座の預金は減る一方だった。いざとなれば生活防衛資金として別途取ってある預貯金があるので問題はないが、各種振込・引落しのタイミングで残高が気になってきた所だったので、退職金の振込は非常にありがたかった。
また自分は思っていたよりも預金が減る事に対する耐性が低かったのだと再認識もした。これまでは基本的に引き落し口座・生活防衛資金が減ることは無かったので、完全リタイア後に資産を取り崩す生活に慣れていないのだろう。
20代前半の頃はボーナスで何とかやり繰りする生活を送って預金も覚束ない生活を送っていたのに(それはそれでとても楽しかった)、考え方も変わるものだなあ。単に年を取って都合の悪い事を忘れているだけかもしれないが・・・。
2点目のキャッシュフローの精査については、1のおかげで引き落し口座残高が1000万円を超えたて一気に楽になった、と思うことで気が大きくなり出費がかさんでしまう可能性もある。今回の退職金を含め、ある程度完全リタイア後のキャッシュフローが明確になったはずなので、それを精査することで自分が金銭面からどの程度の生活が送れるのかを、退職前に想定した時点よりも現実的に想定することが出来るだろう。
あくまで退職金は、完全リタイア生活の原資であって自分が好きに使っていいものではない、という事を勘違いしないためにも早めに作成しておこう。結果的に情報のアップデートにより自分が想定していた以上の余裕が出来てくれればいいのだがどうなることか。