完全リタイア後の国民年金手続きの実際(2020/11)

はじめに

2020年10月末で退職し完全リタイアとなり、実際に退職した後での必要な手続きのうち、

完全リタイア後の健保任意継続手続きの実際(2020/11追記有)

で健保の任意継続については、定期的に振込が必要だがひとまず完了している。

今回は国民年金の払い込みをしたので、その流れについて整理しておくことにする。


注意事項

あくまで自分のケースではあるが注意事項としては、「年金事務所への電話が繋がりにくい」点は頭に入れて置いた方が良いかもしれない。

また、自分は幸いにも自宅と最寄りの年金事務所がそれ程離れていなかったので直接年金事務所に出向いて話を聞きながら処理が出来たが、電話だけでは結構内容を理解するのが難しかったと思う。


手続きの時系列

実際の手続きの時系列は以下の通り。

①10月5日:有給消化中に管轄の年金事務所で確認と用紙入手

②11月5日:年金事務所に会社からの退職連絡があったか確認の電話

③11月6日:年金事務所で手続き書類提出

④11月20日:年金機構から納付書が郵送で届く

⑤11月26日:年金納付完了

それぞれの手続きについて振り返ってみる。

①10月21日:有給消化中に管轄の年金事務所で確認と用紙入手

これについては

退職に伴う各種処理・手続きの現状整理(2020/10/10)

で既に述べている。繰り返すと、

  • クレジットカード払いにしたいのだが可能か?
    ⇒可能
  • 付加年金もしたいのだがそれもクレジットカード払いできるか?
    ⇒可能
  • 上記の手続きは年金事務所で完結するか?役所に別途行く必要があるか?
    ⇒年金事務所で完結するので役所に行かなくても大丈夫
  • 退職後すぐに上記書類を提出すればいいのか?
    ⇒実際には会社の方で年金記録処理が済まないと手続きができない。確認してから書類の提出をしてください

といった事を確認し、その際に提出書類となる国民年金への移行書類とクレジットカード払い申請の書類を入手してきている。

②11月5日:年金事務所に会社からの退職連絡があったか確認の電話

①で述べた様に年金記録処理が済まないと、書類の提出が出来ないので年金事務所に確認の電話。これが注意事項として上げたようになかなかつながらなかった。引退したとなった今では携帯電話の通話料をなるべく減らそうと思っているので地味にイライラした。確認が取れたので書類提出をすることに。

③11月6日:年金事務所で手続き書類提出

なるべく早く済ませてしまいたいので、電話で確認が取れた翌日には年金事務所に。特に予約する事も無く。

そして家で記入してきた2種類の書類を窓口でチェックしてもらいつつ提出。この際に気付いたことをいくつか。

【国民年金被保険者関係届書(申出書)】

  • 郵送あるいは窓口でもマイナンバーカードが無い場合は、以下のコピー提出が必要だという事
    • マイナンバーカードが確認できる書類
    • 身元(実存)確認書類

記入用紙の裏面の「提出にあたってのご注意」に書かれていたのだが気が付かなかった。自分は窓口で通知カードと免許証があったので、その場で窓口に人がコピーしてくれたので助かった。

【国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書】

  • クレジットカード番号を「右詰め」で記入すること

普通左詰めだと思うのだが右詰め。16桁の場合は関係ないのだが、自分がメインで使っているカードは15桁なのでその場で書き直しが必要となってしまった。

後は予定通り、400円プラスして付加年金を申請し、クレジットカードの2年前納を選択。ただし、1年・2年前納は4月分からと決まっているとの事なので、11月~3月分は自分で払い込む必要がありその用紙は郵送するとのこと。

④11月20日:年金機構から納付書が郵送で届く

③で触れた振込用紙が届く。振込用紙は2種類。

  1. 11月から3月までの各月振込用紙(16,540+400=16,940円)
  2. 12月から3月までの前納用書類(4ヶ月分67,760から330円の割引で67,430円)

1の各月振込用紙だけだと思っていたので少し驚き。ただ割引額は僅か330円。まあ毎月払込に行くのも面倒なので、ここは前納用書類を使うことに。

⑤11月26日:年金納付完了

最寄りの郵便局に出向き2回振込。というのも⑤に挙げた前納の書類だけで済むと思っていたのだが、前納分には11月分が含まれていなかったことに窓口で気が付く。危うく11月分を払い損ねるところだったが、11月単月分も支払いを済ませた。


まとめ

これで退職・完全リタイア後に自分で恣意的に支払うべきものが任意継続申し込みに続いて終わった事になる。残っているもので大きいのは住民税だが、予定では来年1月のはずでありしばらく猶予がある。また役所に出向いて口座振替手続きを既にしているので、それが上手く機能すれば自分で振り込みをする必要はないはず。

という事で想定の範囲内ではあるが、どんどん生活口座からお金が減っている今日この頃です。実はまだ退職金が振り込まれていないのだが、とりあえず今月に初めて証券口座から生活口座に配当金を100万円充当しているので、不安になるほどではないという状況。

退職金については、

退職手続書類の内容確認(退職金について)(2020/9/28)

で「退職金はいつ入って来るのかは分からない」と書いてはいたものの、何となく勤務していた時の給料日と同じタイミングで入って来ると思っていた。まだ確認するほどではないが、退職金を当てにして退職後の資金繰りを考えていたら、まずいことになっていたかもしれない(生活防衛資金として別枠はあるのだが、生活口座への資金移動などが面倒)。

とりあえず早く退職金が振り込まれてくると安心感がより一層増すのだがなあ。

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