2020年12月米国株受取配当
2020年12月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2020年12月 | EXXONMOBIL | 0.87 | 1,180 | 736.26 | 75,842 | 103.01 |
2020年12月 | DOW INC | 0.7 | 700 | 351.43 | 36,211 | 103.04 |
2020年12月 | MCDONALDS CORP | 1.29 | 120 | 111.03 | 11,406 | 102.73 |
2020年12月 | COCA COLA CO. | 0.41 | 370 | 108.82 | 11,179 | 102.73 |
2020年12月 | KELLOGG CO. | 0.57 | 370 | 151.27 | 15,539 | 102.73 |
2020年12月 | CORTEVA INC | 0.13 | 85 | 7.94 | 815 | 102.73 |
2020年12月 | DUPONT DE NEMOUR | 0.3 | 85 | 18.3 | 1,879 | 102.73 |
2020年12月 | CHEMOURS CO | 0.25 | 40 | 7.19 | 736 | 102.44 |
2020年12月 | KRAFT HEINZ CO | 0.4 | 99 | 28.42 | 2,910 | 102.4 |
2020年12月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はマクドナルド(MCD)。前四半期の一株あたり配当が@1.25ドルだったのが、今回は@1.29ドル。割合にすると3.2%の増加。
2020年12月の配当発表銘柄
2020年12月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。
*回数は配当が前回と変わらない回数の事。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄
ティッカー | 銘柄 | 発表日 | 権利落日 | 権利実施日 | 配当 | 回数 |
MO | アルトリア・グループ | 2020/12/16 | 2020/12/24 | 2021/1/11 | 0.86 | 2回目 |
T | AT&T | 2020/12/11 | 2021/1/8 | 2021/2/1 | 0.52 | 5回目 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 2020/12/11 | 2020/12/18 | 2021/1/15 | 0.01 | 9回目 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2020/12/10 | 2020/12/31 | 2021/2/1 | 0.49 | 1回目 |
PM | フィリップ・モリス | 2020/12/10 | 2020/12/22 | 2021/1/11 | 1.20 | 2回目 |
CSCO | シスコ・システムズ | 2020/12/9 | 2021/1/4 | 2021/1/20 | 0.36 | 4回目 |
JPM | JPモルガン・チェース | 2020/12/8 | 2021/1/5 | 2021/1/31 | 0.90 | 6回目 |
MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2020/12/2 | 2020/12/30 | 2021/1/14 | 0.315 | 2回目 |
2020年12月の発表では、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)が例年通りのタイミングで増配を発表。前四半期では一株当たり@0.45ドルの配当だったのが、次回からは一株当たり@0.49ドルとなり8.9%の増配となっている。
一方でAT&T(T)は例年であれば増配が発表されるタイミングだったのだが、据え置きを発表。発表時の据え置き理由としては
- The company expects to have the financial flexibility in 2021 to continue to invest in growth areas, sustain the dividend at current levels and focus on debt reduction.
当社は2021年に成長分野への投資を継続するための財務上の柔軟性がある事を期待し、現在のレベルで配当を維持し、債務削減に焦点を当てます
と配当分を成長分野への投資、債務削減に充てるためとしている。
まとめ
税引後ドルベース配当:1520.66ドル
税引後円換算配当:156,517円
平均為替レート:1ドル=102.927円
2020年12月の配当関連で個人的なポイントは以下の2つ。
- 為替レートのドル安傾向が続いている
先月の配当受取時平均為替レートは1ドル=103.474円だったのが、2020年12月は遂に102円台になってしまった。
何度も書いているが楽天証券の受取配当は実際はドルベースなので、会社勤めをして配当を再投資していた際にはドルをそのまま再投資していただけで問題は無かったのだが、完全リタイアをしてから配当金を再投資ではなく生活金に充当するために円変換が必要になるため、為替レートの変動は気に掛かる。
完全リタイア後初めて生活費に充当した際の手数料を含むレートは1ドル=104.88円だったので、その際から2ヶ月足らずで2円ほどドル安になっている(約2%弱)。100万円の2%と考えると2万円。結構大きい気がするし、このドル安傾向がしばらく続いているのが今後の懸念の一つ。
- AT&T(T)の配当増がなく据え置き
2020年12月末のAT&Tの株価から見ると税引前配当率が7%台とそれなりに高いので、財務強化、再投資に回すというのは会社としては正しい気もするのだが、2020年10月末で退職して完全リタイア生活を始めた自分にとっては結構痛い。
後はこの配当据え置きがいつまで続くのか、という点。次四半期には配当増になるのか、それとも例年のタイミング通り2021年の12月までは配当増がないのか、あるいは2021年12月以降も据え置きが続くのか。自分の配当の中でAT&Tは大きいので(2020年11月の税引後四半期受取配当は308,547円)、配当減がないだけでもマシと考えるべきなのだろう。